1987年に放送された東映制作の特撮テレビドラマ『超人機メタルダー』のBlu-rayソフト化を記念し、2026年10月25日に池袋・新文芸坐にて「『超人機メタルダー』レーザーアーム上映」イベントが開催される。
作品概要とメタルダーの設定
『超人機メタルダー』は、1987年3月16日から1988年1月17日までテレビ朝日系全国ネットで全39話が放送された特撮テレビドラマ。1987年7月18日には『東映まんがまつり』の1本として劇場版も公開された。東映が培ってきた「変身ヒーロー」ジャンルのノウハウを活かしつつ、新たなヒーローを生み出そうとした意欲作である。
主人公のメタルダー/剣流星(演:妹尾青洸)は、太平洋戦争末期に旧日本軍が開発した高性能ロボット。終戦により42年間眠り続けていたが、1987年に生みの親である古賀博士(演:上原謙)によって目覚め、世界を支配しようとするネロス帝国と戦う使命を授かる。
メタルダーは左半分が赤、右半分が青というカラーリングが特徴。石ノ森章太郎原作の『人造人間キカイダー』を連想させるが、メタルダーの場合は赤が感情・知性・理性を司るメインコンピューター、青が格闘技を習得した戦闘マニュアルコンピューターという機能的な理由による色分けである。『宇宙刑事ギャバン』以来のメタルヒーロー路線を受け継ぎ、戦闘マニュアルコンピューターには電飾ギミックが施された。
ネロス帝国の斬新な設定
本作の特筆すべき点は、敵側の設定にある。ネロス帝国には「ヨロイ軍団」「戦闘ロボット軍団」「機甲軍団」「モンスター軍団」の4つの軍団があり、表向きの顔である桐原剛三(演:藤堂新二)が総帥を務める桐原コンツェルンの利益のために、国際紛争介入や要人暗殺、スパイ活動などを行っている。
軍団員は凱聖から軽闘士まで10の階級に分かれ、功績を認められると昇進する出世競争が組み込まれていた。当時のサラリーマン社会を意識したこのタテ社会の設定は、各軍団員に個性的なドラマをもたらした。
第1話「急げ!百鬼魔界へ」では、約40体もの軍団員がテレビ画面いっぱいに集結するシーンが話題となった。通常の特撮テレビドラマ1年分に相当する個体が一挙に登場し、地下基地「ゴーストバンク」で声をあげる場面のインパクトは、現在でも色あせることがない。今回の上映では全39話から厳選した4エピソードが上映される。
イベント内容と登壇者
イベントでは、メタルダー役の妹尾青洸氏、キャラクターデザイナーの森木靖秦氏、岡本英郎氏によるトークパートが予定されている。撮影当時の思い出やキャラクター創造の秘密が語られる。トークMCは映像監督の鈴村展弘氏、総合司会はロボ石丸氏と秋田英夫氏が務める。
チケットは現在「チケットペイ」にて販売中。サイン色紙付き券の購入者にはサイン色紙の受け渡しもある。
開催概要
日時は2026年10月25日(日)、開場13:30、開演14:00。会場は池袋の新文芸坐(東京都豊島区東池袋1丁目43-5 マルハン池袋ビル)。内容は上映、トークステージ、壇上フォトセッション、サイン色紙お渡し(サイン色紙付き券購入者のみ)。