ケージで甲冑バトル、フランスで「中世の総合格闘技」大会開催
ケージで甲冑バトル、仏で中世格闘技大会

フランス南部アベロン県オネルシャトーで6月20日、通常は総合格闘技(MMA)で使用される金網リング(ケージ)を舞台に、全身甲冑をまとった戦士たちが中世の武器を手に戦うイベントが開催された。地元議会はこの戦いを「中世における総合格闘技の現代版」と表現している。

20試合の熱戦と女性ファイターの参加

大会では、選手たちが剣や斧を手に20試合の熱戦を繰り広げた。出場者の大半はフランス、ポーランド、英国の男性ファイターだったが、女性ファイターによる試合も組まれた。主催は、全身甲冑で行う格闘技「ブフルト(Buhurt)」の地元クラブである。

ブフルトのルールと歴史

地元クラブのクレマン・カルサック会長は、「『ブフルト』という言葉は古期フランス語に由来する」と説明し、「中世の男たちがたしなんだ娯楽活動であり、歴史と格闘スポーツが融合した場所がここにある」と語った。競技では武器による打撃だけでなく、組み技や寝技に加え、拳、足、肘、膝、頭、そして盾を使った攻撃も認められている。

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体重別階級と装備の費用

競技ではボクシングや柔道のように体重別階級が設けられており、試合前には計量も行われた。計量後、参加者たちは重さが最大6キロに達するヘルメットや甲冑を身にまとう。カルサック氏によると、参加に必要な甲冑などの道具をそろえるためには、3000~4000ユーロ(約55万~74万円)ほどかかるという。

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