東城りおがMトーナメント2026優勝、2戦合戦で瀬戸熊を制す
東城りおがMトーナメント2026優勝、2戦合戦で制す

Mトーナメント2026の決勝が行われ、BEAST Xの東城りおが優勝を果たした。2試合のトータル勝負で、日本プロ麻雀連盟所属かつMリーガーである4名が争った。

決勝の顔ぶれと賞金

決勝に進出したのは、東城りおを含む4名。賞金は優勝500万円、準優勝250万円、第3位200万円、第4位150万円で、優勝以外の着順にも意味がある。

東1局の放銃から立ち直る

東城は東1局、先制リーチをかけた勝又に3900点を放銃。しかし「東1局の放銃は嫌いじゃない」という思いがあったようで、ここからスイッチが入る。

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東3局、再び勝又のリーチを受けるが、無筋の1筒をプッシュ。リャンメンテンパイ確定で赤も内蔵したイーシャンテン、マンズ部分から一盃口かドラの1ハンが付く手だった。2戦勝負の親番で簡単にオリるわけにはいかないと、気迫を込めて打ち込んだ。

その後、勝又が7索を切ったところで「ロン」、リーチ一発ピンフドラ赤裏の18000点を獲得し、トップに躍り出た。

南場でリードを広げる

南3局、親番の東城は4筒のトイツ落としからマンズのホンイツを狙い、岡田からホンイツ中の12000点をアガって1戦目をトップで終えた。

「朝から緊張していた」と話す東城だが、大きめのトップで条件は楽になった。しかし、全員が東城を狙ってくる状況で、守っているだけでは勝てない。

2戦目、勝負に出る

2戦目の南1局、3着目の東城は役なしのシャンポンテンパイから「リーチ」を敢行。5索がカンされ4索の伸びが制限され、5筒と6筒が場に2枚ずつ出ている状況で、いたずらに巡目をかけず勝負を託した。

一発目のツモで4索がきて、リーチ一発ツモドラ赤裏の3000-6000を獲得。ライバル瀬戸熊の親をハネマンツモで落とし、親かぶりをさせた。

瀬戸熊の猛追を退ける

しかし瀬戸熊も黙っておらず、南2局にリーチからツモアガリ。裏を乗せて3000-6000を獲得し、東城のアガリを帳消しにした。

南4局を迎えた時点で、瀬戸熊の優勝条件は1000-2000のツモアガリ、もしくは東城から2600、勝又から5200の出アガリだった。瀬戸熊に条件をクリアできる手が入るが、東城もテンパイを入れていた。

実は瀬戸熊のリーチの前に勝又からリーチがかかっており、東城は8索をプッシュ。勝又の条件を把握し「自分からはアガれない」と踏んでいた。勝又が東城から出アガるには24000が必要で、赤やドラが複数枚見えている状況ではまず入らないと判断したのだ。

東城は6萬を残して目一杯にし、カンチャンを外してテンパイを組んでいた。そして親の岡田が切った7萬に「ロン」、西赤赤の3900点をアガって優勝を決めた。

東城が強気に6萬を残していなかったら、またどこかで弱気になって手を崩していたら、岡田の7萬が通過して三者のめくり合いになっていたはず。東城は自分の手で勝利を掴んだ。

高くする手は高くして、押すべき手は押して、正攻法で勝った東城の麻雀は、実に自然体で美しかった。

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