祇園祭・前祭の山鉾巡行(17日)で先頭を務める長刀鉾の稚児が13日、京都市東山区の八坂神社を参拝する「社参の儀」を行った。稚児の長谷航太郎君(8)は白馬にまたがり、補佐役の禿である長谷恭佑君(9)と築地啓太君(9)らとともに、長刀鉾の会所(下京区)を出発。こもるような蒸し暑さの中、約1.5キロの道のりを進み、1時間ほどで神社に到着した。
正五位少将の位と杉守を授かる
本殿では、十万石の大名と同じ格式に値する「正五位少将」の位と、境内の杉の葉を白い紙で包んだ「杉守」などを授かり、神の使いとなった。稚児は神聖な役割を担い、祭りの安全と成功を祈願した。
前祭の山鉾「曳き初め」も実施
12日には、組み上がった前祭の山鉾を試しに動かす「曳き初め」が行われた。前祭の全23基のうち、長刀、函谷、月、鶏、菊水の5基で実施され、巡行に向けた準備が整いつつある。



