名古屋市中区の久屋大通公園で5日、「ふるさと全国県人会まつり」が開幕した。各地のご当地グルメや特産品が並び、県人会メンバーによるパフォーマンスや伝統芸能で郷土の魅力を発信。来場者は料理を味わいながら会場を巡り、6日まで開催される。
オープニングで知事があいさつ
オープニングセレモニーでは、読売新聞中部支社の池辺英俊支社長が「県人会まつりを一緒に明るく元気に盛り上げて、日本を地域から元気にしていきましょう」とあいさつ。来賓の大村秀章知事は、アジア・アジアパラ競技大会が迫ることに触れ、「それぞれのふるさとの日本代表選手をぜひ応援してほしい。県人会まつりを盛り上げていきましょう」と語った。
ステージでは各地の郷土の踊りやアイドルグループのライブが披露され、しまねっこ(島根県)や雪丸(奈良県王寺町)、みとちゃん(水戸市)など、愛くるしいキャラクターを写真に収める来場者の姿も見られた。
被災地応援や読売新聞ブースも
家族4人で訪れた名古屋市緑区の会社員男性(49)は「千葉や鹿児島、熊本、能登などのブースをまわり、被災地を応援しようと思って訪れた」と話した。
読売新聞のブースではグラウンドゴルフでボールがホールに入ると景品がもらえ、挑戦した名古屋市南区の女児(8)は「楽しかった」と笑顔を見せた。
ドクターイエローお守りや愛知県ブース
JR東海ブースでは「ドクターイエロー」の愛称で親しまれた東海道・山陽新幹線(東京―博多間)の検査専用車両のグッズやクラフトビールを販売。昨年1月に引退した編成の塗装面の欠片や、降雨時の車輪滑りを防ぐ「増粘着材」を入れたお守りが人気を集めた。購入した名古屋市昭和区の会社員男性(54)は「こんな生まれ変わり方もあるんだと驚いた。お守りを時々見て現役時の活躍を思い出したい」と語った。
愛知県のブースでは農産物やジビエ、イベントを紹介。東三河農商工連携ブースでは地酒や豊橋のシソ、新城の梅を使った梅酒、田原市のメロンなどが並び、「愛知産ジビエ」では鹿肉の唐揚げやソーセージ、串焼きを提供。名古屋市のブースではNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」がPRされ、同市北区の小学生男子児童(7)は「くじを当てられてうれしい。家族で一緒に大河ドラマ館に行きたい」と笑顔で話した。
相続登記義務化の周知やアジアパラPR
愛知県司法書士会のブースでは、2024年4月に相続登記の申請が義務化されたことを周知。アンケートで「知らない」と答えた来場者に司法書士が説明した。同会の佐々木聡史副会長(49)は「相続はプライベートな問題も多い。司法書士に相談してほしい」と呼びかけた。
10月18日から愛知県を主会場に始まるアジアパラ競技大会のPRブースでは、車いすラグビーなどの競技用車いすやカーボン素材の義足を展示し、観戦チケットの対面販売も実施。車いすバスケットボール用車いすの試乗会には多くの来場者が参加し、名古屋市千種区の小学生男子児童(11)は「車体の軽さにびっくり。思ったよりも動かしやすく、興味を持てた」と話した。



