平泉町平泉の県立平泉世界遺産ガイダンスセンターで、企画展「中尊寺建立『供養願文』の謎」が開かれている。900年前の1126年(天治3年)3月24日、中尊寺建立に際して大規模な法会が開かれ、奥州藤原氏の初代・清衡が読み上げた「供養願文」に焦点を当てた内容だ。
「中尊寺」の記述を巡る論争と研究の歴史
供養願文には建立に込めた清衡の思いがつづられているが、「中尊寺」という言葉が明記されていないことから、長年、それが中尊寺を指すかどうか論争となってきた。企画展では、供養願文を巡る研究の歴史をパネルなどで紹介している。
北畠顕家が書いたとされる写本も展示
また、鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した武将・北畠顕家(1318~1338年)が書いたとされる供養願文の写本なども展示されている。
開催期間は11月1日まで。開館時間は午前9時から午後5時(11月からは午後4時半)。観覧料は一般320円、学生150円(高校生以下無料)。問い合わせは同センター(0191・34・7377)へ。



