青森ねぶた祭が2日、開幕する。前夜祭の1日は、青森市の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で安全祈願祭と開会式が開かれ、祭りへの期待が最高潮に達した。
安全祈願祭では、神職が関係者約100人とともにねぶた祭期間中の安全を願った。続く開会式では、青森市の西秀記市長が「国内外から多くのお客様が来るにぎやかな1週間になる。皆さまと祭りを大いに盛り上げたい」と意気込んだ。
節目の運行団体を表彰
開会式では、出陣回数で節目を迎えた運行団体への表彰も行われた。今年で60回目の「JRねぶた実行プロジェクト」と、今回の50回目を最後に出陣を取りやめる「パナソニックねぶた会」がたたえられた。青森ねぶた祭実行委員会の佐藤健一委員長は、パナソニックねぶた会の代表者に「長い間ありがとうございました」と声をかけながら盾を贈呈。会場からは拍手が巻き起こった。
佐藤委員長は「今年のねぶたも力作ぞろいで、灯が入ったらどう見えるんだろうと楽しみなものばかり。きっといい祭りになる」と語った。
青い海公園でねぶた披露
青い海公園で開催された前夜祭の特設ステージでは、ねぶた師による今年のねぶた紹介や囃子コンテストが行われ、祭り気分を高めた。公園内に並ぶねぶた小屋の幕も上がり、完成したねぶたがお披露目された。夕方以降は明かりがともり、全国から訪れた観光客が間近でねぶたを見入ったり、写真を撮ったりして楽しんでいた。
埼玉県から訪れた小学校教員、山内透さん(29)は初めて本物のねぶたを見たといい、「テレビで見るより大きいが、顔の作りなどが細かいことに驚いた。カラフルなねぶたに明かりがともり、街を歩いたらきれいだろうな」と目を輝かせていた。



