2026年7月3日に全国公開された『トイ・ストーリー5』が、早くも「今年No.1映画」との呼び声高い大ヒットを記録している。本作は、少女ボニーのもとに最新型電子タブレット「リリーパッド」が届いたことで、おもちゃたちが「もう必要とされていないのでは」と不安を募らせる物語。そこへ旅に出ていたウッディが戻ってきて、おもちゃたちを救う冒険が始まる。
テクノロジーを悪役にしないアプローチ
製作総指揮のピート・ドクター氏は、本作のテーマを「Toy meets Technology(おもちゃがテクノロジーに遭遇すること)」と説明。テクノロジーの登場はおもちゃにとって脅威だが、「子どもたちをしあわせにしたい」という共通の思いを描き、単なる悪役として描かないよう意図的に避けたという。
続編制作の高い基準
監督のハリス氏は、ピクサーが続編を制作するかどうかの基準は「この映画が世の中に存在するに値するか」だと語る。「『トイ・ストーリー』に求められる基準は通常なら達成不可能なほど高い。しかし、この世界は無限の可能性に満ちている」と述べ、新たな挑戦へのプレッシャーと同時に魅力を強調した。
せつなさが色濃く描かれる展開
本作では、テクノロジーに夢中になるボニーの姿を通じて、現代の子どもの遊びの変化や、おもちゃたちの存在意義が問われる。ウッディの帰還やジェシーが新たな主人公となる展開もあり、シリーズファンだけでなく大人も共感できる深いメッセージ性が話題を呼んでいる。



