俳優の小栗旬が主演し、三池崇史監督がメガホンを取った映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』(10月23日公開)が、スペインで開催される「第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭」の「Orbita(オービタ)部門」に正式出品されることが決定した。本作は、『パラサイト 半地下の家族』『ANORA アノーラ』などを手がけた米スタジオ・NEONと日本のクリエイターが組んだサスペンスアクション。「第51回トロント国際映画祭」の「スペシャル・プレゼンテーション部門」にも選出されており、同映画祭でワールドプレミア上映される。
作品概要とキャスト
『クローズZERO』などに続いて三池監督とタッグを組む小栗は、悪を追う一方で、自身も汚職にまみれた刑事を演じる。リリー・ジェームズ扮する、次期米大統領の娘を追うFBI捜査官とバディを組み、東京の裏側で起きる事件と陰謀に挑む。
共演には間宮祥太朗、野村周平、西野七瀬、向里祐香、岩田剛典、渡邊圭祐、中野英雄、村上淳、國村隼、舘ひろし、米女子プロレス界で活躍するリヴ・モーガンらが名を連ねる。主題歌には、Adoが本作のために書き下ろした「Raven Sky」が使用される。
シッチェス映画祭と三池監督
本作が選出された「Orbita部門」は、スリラー、サスペンス、アクション、ノワールなど、ジャンル性の強い作品を紹介する部門。シッチェス・カタロニア国際映画祭は、ファンタスティック映画に特化した世界有数の映画祭として知られる。
三池監督の作品が同映画祭に出品されるのは2年連続で、今回を含め通算40本を超える。これまでにも『殺し屋1』『十三人の刺客』などが上映されてきた。また、三池監督は今年のカンヌ国際映画祭期間中に行われた、カンヌとシッチェスの共同企画「Fantastic 7」で、これまでのキャリアを評価され、「ファンタスティック・ゴッドファーザー」に選出されている。
監督と主演のコメント
正式出品を受け、三池監督は「ファンタ映画の楽園・シッチェスは、私の創作のふるさと」とコメント。同地では街の協力を得て、2ヶ月にわたって映画を撮影した経験もあり、「感謝と愛を込めて、『バッド・ルーテナント:トウキョウ』をお届けします。お楽しみください」とメッセージを寄せた。
小栗も「トロントに続きシッチェスも決まり、この『バッド・ルーテナント:トウキョウ』が世界に向けて羽ばたいていることをとてもうれしく思います」と喜びを表明。「さまざまな人に受け入れられることを祈りつつ、感謝を申し上げます。日本の皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです」と語っている。



