映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(10月2日公開)から、川口春奈と高杉真宙が演じる夫婦の愛と絆を捉えた新たな場面写真4点が解禁された。
実在の夫婦の実話を映画化
本作は、日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の企画「結婚式の旅」で紹介され、大きな反響を呼んだ遠藤和(のどか)さんの実話を映画化。和さんが亡くなる10日前まで書き続けた同名手記をもとに、過酷な運命に向き合いながら「今」を懸命に生きた夫婦の愛の記録を描く。
2018年、青森。当時21歳だった和さんは、ステージIVの大腸がんを宣告される。それでも夫・将一さんの「絶対、別れない」という言葉を胸に、抗がん剤治療を中断して子どもを産むという、正解のない問いと向き合い続け、24歳で旅立った。
川口春奈の葛藤と決意
以前からテレビ番組を通して和さんの生き方に勇気をもらい、ファンだと公言していた川口。しかし、出演オファーには「二つ返事で『はい』と言うには時間がかかりました。今の自分に果たしてできるのか」と葛藤したという。山戸結希監督と何度も対話を重ね、「和さんの人生を自分の身体で残せたら」と出演を決意。精神的にも肉体的にも、すべてを注ぐ覚悟で撮影に臨んだ。
解禁された写真の一つは、和が将一へ病気を告白し、悲痛な表情で抱き合う重要な場面。スタッフとキャスト双方に大きな負荷がかかるワンシーン・ワンカットの長回しで撮影された。1テイクで撮り終えたものの、「和さんの悲しみは、本当はもっと深いものかもしれない」と葛藤する山戸監督に、川口自身が「もう一回やらせてください」とリテイクを申し出たという。再び感情を極限まで高め、迫真のシーンを完成させた。
高杉真宙の役への向き合い方
一方、自宅のソファで和を包み込むように抱き締める将一の姿からは、静かな情愛が伝わる。高杉も実在の人物を演じる重圧の中で「自分はこの作品でどう生きるべきか」と悩みながら役と向き合った。撮影では、自身が映らない場面でも酷暑の中で川口を見守り、長回しの前には頬をたたいて気合を入れるなど、「川口さんが作品だけに集中できるように」とカメラの外でも寄り添い続けた。
さらに高杉は「川口さんがいたから、僕は将一さんとしてその場にいられた」と感謝を語っている。川口も高杉について、「自分一人だけでは完結できない感情を、時には受け止めてくださった。懐の広さがすごくあった」と信頼を寄せた。そのほか、木漏れ日の中で前を見つめる和の姿や、故郷の青森で将一とのデートを無邪気に楽しむ様子も公開された。
鑑賞料金の割引も
なお、本作はPontaパスの「推しトク映画」対象作品に決定。会員は対象劇場で、公開期間中、一般・大学生1000円、高校生以下900円で鑑賞でき、同伴者1人まで割引が適用される。



