俳優の黒木瞳さんが、映画監督として『なら国際映画祭2026』に参加し、19日に行われたレッドカーペット&オープニングセレモニーに登場した。
『なら国際映画祭2026』で監督作を上映
『なら国際映画祭』は、河瀨直美さんがエグゼクティブディレクターを務め、9回目を迎える。今年は「CROSS」をテーマに、奈良市内各所で9月23日まで開催される。
初日の19日は、世界遺産・東大寺の大仏殿前で「祈りのレッドカーペット」、奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜能楽ホールで「オープニングセレモニー」が実施された。
41年前の事故で亡くなった親友への思い
黒木さんは、今回の映画祭でワールドプレミア上映となる『指飛行機の行方』を、常間地裕さんとともに監督し、40年にわたる個人的な記憶と向き合った。1985年8月12日に発生した日本航空123便墜落事故。520人の犠牲者の中には、黒木さんの宝塚歌劇団の同級生で、親友だった吉田由美子さん(芸名・北原遥子)がいた。
黒木さんは「41年前に亡くなった私の親友と、今生きている私がこの奈良でまさに“CROSS”するという、そんな映画を常間監督と一緒に撮りました。奈良でワールドプレミアを迎えられて、なら国際映画祭に本当に感謝しています」と述べた。
常間監督のコメント
常間さんは「黒木さんの思いから始まり、事故を知らない世代がどう関わり、どう向き合えるのか。そして、命というものに向き合い、考え、他観した、そんな映画制作でした。この映画をきっかけにいろいろ考え、一つ知ってもらえる、そんな映画になっていたらと思います」と語った。



