性暴力被害の3女性、映画「魂のきせき」で語る痛みと希望 24日公開
性暴力被害の3女性、映画「魂のきせき」で語る痛みと希望

性暴力によって深く傷つき、痛みを抱えた女性たちのその後を追った映画「魂のきせき」が10月24日から各地で順次公開される。名前も顔も隠さずにカメラの前に立った3人の女性が、映画にどんな思いを込めたのか。

撮影開始から完成まで9年

撮影開始から完成まで9年かかった。「その時間が必要だった。スタッフとの関係性をしっかり育んでこられた」と語るのは、横浜市在住の写真家、にのみやさをりさん(56)。2026年6月15日午後2時40分、横浜市で撮影された。

監督の小林茂さん(72)が、にのみやさんに出会い、出演の依頼をしたのが映画製作の始まりだ。にのみやさんは、24歳のときに会社の上司から性交被害を受けた。自らがサバイバーであることを明かして性犯罪被害者の写真展を催したり、冊子を配ったりしてきた。

「なぜ私だったのか」答え求め

小林さんの依頼を当初、にのみやさんは……(この記事は有料記事です。残り2112文字)