渡部秀&齋藤璃佑、BLドラマでW主演「んだが!ほー!!」な秋田秘話
渡部秀&齋藤璃佑、BLドラマでW主演「んだが!ほー!!」な秋田秘話

俳優の渡部秀と齋藤璃佑がW主演を務めるABCテレビのドラマ『キスは捜査のあとで』(毎週日曜 深0:10 ※関西ローカル)が放送中だ。ジュノンボーイ出身で特撮ヒーロー作品にも出演し、ともに秋田県出身という共通点を持つ2人に、作品の見どころや初共演で感じた互いの印象について聞いた。

秋田出身同士の絆と親同士のつながり

本作は、発行部数15万部を突破した同名BLコミックを原作に、昭和生まれの人情派刑事・多古井(渡部)と、毒舌エリート後輩・塩野(齋藤)の恋が、密室の取調室から走り出すノンストップ・ラブコメディ。『仮面ライダーオーズ/OOO』でブレイク以降、数々の作品で存在感を放つ渡部と、『爆上戦隊ブンブンジャー』で阿久瀬錠/ブンブラック役を好演し注目を集める齋藤が、新たな境地に挑む作品として話題を集めている。

初共演の印象について、渡部は「同じ秋田出身だけど、撮影現場で“秋田出身です”っていう方にお会いすることって滅多にないんです。今回、満を持して同郷の(齋藤)璃佑くんと共演できるということで楽しみにしていました」と語る。齋藤は「秀くんのことは前々から存じ上げていたので、今作でご一緒できることは、自分の中でも大きな挑戦でした。役柄では10歳差で、実際にも10歳以上年齢が離れているので、どうアプローチしていこうかということは、考えていましたね」と振り返る。

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秋田出身同士の存在を知ったきっかけは、意外なところにあった。渡部は「璃佑くんがジュノンボーイでグランプリをとって秋田で話題になった時に、親同士でつながって璃佑くんのお母さんから僕の母に相談したいと連絡があったんです。そこで僕も璃佑くんのことを認識しました」と明かす。齋藤は「あのときは、デビューをするにあたってアドバイスをいただいて、本当にありがとうございました!」と感謝を述べた。

「んだが!ほー!!」秋田弁の難しさ

W主演での初共演に対する秋田での反応について、渡部は「秋田県民って、そもそも恥ずかしがり屋なところもありまして。反応は少なかったかも」と話す。齋藤は「母親は共演にすごくびっくりしていました」と明かし、電話で「んだが!ほー!!」と驚いたという。この「んだが!ほー!!」について、2人は「最初に“ん”が入るんです」と説明し、齋藤は「意味は“そうなのか!!”って驚いたりするときに使う言葉で、「マジで!」に近い言葉です」と解説。渡部は「難しいのが“ほー”の発音。“はー”と“ほー”のあいだと言いますか…五十音にはない発音なんです」と付け加え、齋藤も「秋田弁って、改めて発音が難しいですね」と苦笑した。

共演で感じた互いの印象とドキッとする瞬間

実際に共演してみて、渡部は「璃佑くんは、イメージ通りの好青年。ただ、会う前までは前髪をあげているイメージだったんだよね。戦隊のときもあげてなかった?」と問いかけ、齋藤は「あげてました!」と応じる。渡部は「戦隊のイメージもあったので、強くてたくましいと思っていたんです。でも実際にお会いしてみたら、すごくさわやかな風が吹いたんですよ。ガツンっていう強風じゃなくて、ふわーっとした柔らかい風がね」と印象を語る。齋藤は「風かあ…うれしい表現です(笑)。僕は、風というよりもオーラと言いますか“やっと本物に会えた”っていう気持ちでした。本当にいつかご一緒できたらと思っていましたし、しかもまさかのW主演でお芝居させていただけるなんて。役柄としても、僕が演じる塩野は、多古井に対してあこがれや好意を抱いているので、感情的には近しいところもあると思っています」と話す。

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お互いの役柄でドキッとする部分について、渡部は「多古井は目線を外すことが多いんですが、塩野はじっと多古井を見つめる場面が多いんです。そんな塩野の目線にはドキッときますね。璃佑くんの視線の強さも相まって」と語る。齋藤は「多古井は、不意に出る表情や自然と心から漏れているような表現にドキッとすることがあります」と答えた。

意外な共通点と特撮ヒーローから警察官へ

芝居の合間に見つけた渡部の意外な一面として、齋藤は「さっきお話していた時に、渡部さんがインドア派ということがわかって、“僕も同じだ!”って。現場ではすごく気さくで、スタッフさんともコミュニケーションをよくとっていらっしゃるのですが、意外にインドアなんだって」と明かす。渡部は「璃佑くんがインドア派だと聞いて、やっぱり同郷だなって(笑)。撮影では、一所懸命だし、みんなと楽しくやろうっていうのがすごく伝わってくるけど、けっこう一人が好きなんだなって。なんだか通じるものがあるよね」と応じ、齋藤は「意外な一面ですが、意外な共通点でした(笑)」と笑った。

今作で演じる警察官について、渡部は「“守る”という意味では共通していると思っています。ライダーにしても戦隊にしても、警察官にしても“人々を守る”。守るものがあるときって人はすごい力が出ると思うんです。今作でも警察官としての力強さを愛に変換していく部分は見どころだと思うので、特撮で経験したことを発揮して、しっかりと警察官として生きたいと思って演じています」と語る。齋藤は「今作でも軸をブレさせないようにしたいです。塩野がもっている貫く強さ…警察官としても、多古井に対しても、自分の思いを貫いていく姿を演じきりたいですね。僕自身としては戦隊での役から3年連続で警察官を演じていて、それぞれに違う役柄なので、これまでに出したことのない表情をお見せできたらと思っています」と意気込みを見せた。

最後に渡部は「こうやって取材をお受けしてみて、撮影ではなかなか確認することができない璃佑くんの表情に気づけたよ?」と問いかけ、齋藤は「僕もです。秀くんが作品に対して考えている思いや考えを聞くことができて、僕自身の考える幅が広がりました」と締めくくった。

ドラマ『キスは捜査のあとで』は、毎週日曜 深夜0時10分〜ABCテレビ(関西ローカル)で放送中。放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信、FODでは独占見放題配信される。