『豊臣兄弟!』本能寺の変へ「憎しみの火種」に注目 池田鉄洋・緒形敦・山脇辰哉が大和郡山で見どころ語る
『豊臣兄弟!』本能寺の変へ「憎しみの火種」に注目 池田鉄洋ら語る

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演する池田鉄洋(織田信長役の小栗旬の義兄・堀秀政役)、緒形敦(織田信長の甥・信澄役)、山脇辰哉(信長の次男・信雄役)が27日、奈良県大和郡山市で開催された「大和ミライフェスタ」のトークライブに登壇。翌28日放送の第25回「変事の予兆」の見どころや撮影秘話を語った。

「憎しみの火種」が本能寺の変へつながる

イベント終盤、緒形敦は第25回のキーワードとして「憎しみの火種」を挙げ、「ここから本能寺の変へ向けて、さまざまな人の憎しみが点と線でつながっていきます。ドラマの雰囲気もガラッと変わり、よりドラマチックになっていくので、ぜひ注目して見ていただきたいです」と語った。池田鉄洋も「青春活劇のような雰囲気だった『豊臣兄弟!』に、大きな憎しみの渦が巻き起こってきます」と述べ、物語が大きな転換点を迎えることを強調した。

キャストが語る役柄と撮影秘話

緒形は自身の役・信澄について「父は信長の弟・信勝で、謀反を起こして信長に討たれたあと、柴田勝家の養子として育てられます。最終的には信長から信頼され、明智光秀の娘と結婚する人物です」と紹介。山脇は演じる信雄について「これから先、物語のキーマンになっていくと思います」と今後の展開を予告した。

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役作りについて、緒形は「スタジオ撮影が多いので、実際の空気や匂いを体で覚えてから現場に入りたいと思って。その場所の空気を感じてから芝居をする方が、自分にはやりやすい」と、撮影前にゆかりの地を訪れる重要性を語った。一方、山脇は「史実は調べますが、人物の気持ちは想像するしかありません。全部作り込んでしまうと、現場で相手と芝居をする意味がなくなってしまうので、共演者とのやり取りの中で生まれるものを大事にしています」と述べた。

小栗旬演じる織田信長への熱い思い

織田信長役の小栗旬について、緒形は「小学生の頃に映画『クローズZERO』を映画館で見ていて、本当にド世代。ずっとかっこいいと思っていた方なので、その憧れが信澄が信長に抱く感情と重なり、自然に芝居へ反映できました」と振り返った。山脇も「初めて現場でご一緒した時は『織田信長、怖い』という印象でした(笑)」と明かしつつ、「怖いだけではなく、常に何かを考えていることが伝わってくる。何を考えているんだろうと想像しながら芝居ができる、とても豊かな信長像だと思いました」と語った。池田も「小栗さんも織田信長もスター。そのイメージが完璧にリンクしている。小栗さんはとても優しい方ですが、現場にいるだけで空気がピリッと引き締まる。本当にかっこいいです」と絶賛した。

大和郡山でのイベントの様子

会場となった大和郡山市は、仲野太賀演じる主人公・豊臣秀長ゆかりの地。ダブル台風接近による悪天候の中、3人はイベントに先立ち郡山城跡を見学。緒形は野面積みの石垣について「いろいろな種類の石が積み重なっていて、すごくリアルでした。本当に昔からあるんだな、ちゃんと作られたんだなというのが感じられて面白かったです」と語った。さらに、「安土城でも昔のお墓の石などが使われていると聞きました。歴史を感じられて面白いです」と城づくりへの関心を示し、「あそこに実際に城があったことを想像すると、その時代を生きた人たちのすごさを感じました」と述べた。山脇も「当時は百万石の城だったと聞きました。見渡せる街までがお城だったと知って、そのスケールの大きさに驚きました」とコメント。

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池田は『豊臣兄弟!』のタイトルロゴについて「背景の模様は郡山城の石垣がモチーフになっているそうです」と紹介。緒形と山脇も「知らなかったです」「びっくりしました」と驚きを見せた。

奈良を訪れた感想として、緒形は「修学旅行以来でした。タクシーから見た街並みが本当にきれいで、散歩したいなと思いながら見ていました。また必ず来たいです」と笑顔。池田は郡山名物の和菓子「御城之口餅」を紹介し、「ぜひ買って帰ってください」と勧めた。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』は総合テレビで毎週日曜午後8時から放送中(BSでは午後6時から、BSP4Kでは午後0時15分から)。NHK ONEで、総合テレビ放送後1週間の見逃し配信も実施している。