俳優の見上愛と上坂樹里がW主演を務めるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月〜土 前8:00 NHK総合ほか)に出演中の竹内虎太郎役・小林虎之介が、自身の役どころや物語の見どころについてコメントを寄せた。
虎太郎という人物像
小林は虎太郎について「根っからの純粋さと優しさがある人」と表現。足軽の家に生まれ百姓となった虎太郎は、幼い頃から近くにいたりんに対し、「笑顔がすてきだといったささいなことで好きになった」という。物語が進むにつれて身分の差を知り、距離感に悩みながら生きていると感じたと語る。
りんが結婚を決めた時は、相手がいい人であってほしいと願っていた虎太郎。しかし結婚がうまくいかず、りんが環を連れて実家に戻ってきた際には平気な顔をしていたものの、「自分がこの人と結婚して家庭を築いて3人でいたかった…」と演じていて悲しい気持ちになったと明かした。時代が目まぐるしく変わる中、虎太郎自身も大人になる過程で様々な迷いや苦しみを抱えていたと想像するという。
東京での新たな一歩
第12週(60回)で虎太郎が東京にやってきたことについて、小林は「ずっと栃木で働いていたが、生活が苦しくなり家族を守るためにお金を稼がなければならない。暮らしを変え、自分のこれからの生き方も考えて東京に出てきた」と説明。製薬会社の給仕から社員となったタイミングでりんに会いに行くが、「りんのことを一途に思い続けているので、東京で困っていたら支えてあげたいという気持ちはもちろんある。ただそれだけでなく、虎太郎自身もやりたいことや家族への様々な思いを抱えて東京に来て、必死に変わろうと頑張っている最中」と語った。
恋敵シマケンとの対面
恋のライバル的な存在であるシマケンと会った場面について、小林は「虎太郎は鈍感だと思うので、りんがシマケンに好意があるかは分からないが、東京でしゃれたメガネをかけた文字の書ける賢そうな男がりんの近くにいるというだけで、少しの嫉妬と引け目を感じてしまった」と分析。「自分が劣っているように見えるのが嫌で『銀座の製薬会社で…』と気取って言ってみたものの、分かりやすくライバル視をしてしまった」と振り返った。
最後に小林は「これからの虎太郎がどんな運命をたどることになるのか。どうなるにしても視聴者の皆さんには『虎太郎がんばって!』とこの先も応援してもらえるように演じていきたい」と意気込みを語った。



