ライターの大宮冬洋氏が、40代後半で日系アメリカ人男性と結婚し、ハワイで新生活を始めた女性の物語を紹介する。元サーファーで53歳の茜さん(仮名)は、15年間交際した恋人と別れ、その後ハワイで出会った日系人男性と結婚した。彼女は「日本人妻は我慢強い」という夫の信念に時折口論になりながらも、離婚しない理由を語る。
結婚に興味がなかった理由
茜さんは「子どもが欲しくないので結婚に興味がなかった」と振り返る。最も長く付き合った男性は10歳年上で離婚経験者の雅之さん(仮名)。26歳から40歳頃まで約15年間交際したが、結婚の話は出たものの、彼の方が結婚向きではないと感じていたという。
共通の趣味はサーフィン
2人の共通の趣味はサーフィン。雅之さんは自宅とは別に海辺の家を持ち、週末には仲間が集まって泊まり込むほどだった。茜さんは「相撲部屋の女将のような立場」で、楽しいながらも人間関係に疲れる日々を送っていた。
人生の転機
別れのきっかけは、海外での大規模テロ事件で同僚が多数死亡したこと。興味本位の質問に耐えられず、さらに小学校時代からの親友を乳がんで亡くしたことで人生を見直す。一人の時間が必要だと雅之さんに伝え、一人暮らしを始めた。
その後、横浜の飲み屋街で「女子飲みチーム」を結成し、サーフィンも再開。長期休暇にはハワイに遠征し、現地の海で日系人のマイケルさんと出会った。メール交換から始まり、やがて結婚に至った。
ハワイでの生活
茜さんは「日本人妻は我慢強い」と信じる夫と時折口論になるが、離婚は考えていない。互いの文化の違いを理解し合いながら、ハワイでの第二の人生を楽しんでいる。



