トライアンフが2025年12月16日に発表した新型「スラクストン400」と「トラッカー400」が、普通二輪免許で乗れる輸入バイク市場で注目を集めている。これらのモデルは、400ccクラスながら本格的なスタイリングと性能を備え、市場シェア拡大が期待される。
スラクストン400の特徴
スラクストン400は、カフェレーサースタイルを象徴するロケットカウルと呼ばれるフロントカウルが印象的。丸型LEDヘッドライトがクラシックなフェイスデザインを演出する。ハンドルはセパレートタイプで、アグレッシブかつレーシーなフォルムを実現。バーエンドミラーやバレットタイプのシートカウル、アップタイプのスポーツサイレンサーなど、クラシカルで高い質感を醸し出す。
エンジン性能
搭載されるのは398cc水冷単気筒DOHC4バルブエンジンで、最高出力42PS/9000rpm、最大トルク37.5Nm/7500rpmを発揮。トライアンフが「TRシリーズエンジン」と呼ぶこのパワートレインは、20世紀初頭のオフロード競技などで活躍したトロフィーシリーズなどの名車に搭載されたエンジンを血統に持ちつつ、最新テクノロジーも投入されている。
空冷フィン付きシリンダーヘッドがクラシカルな外観を演出する一方、フューエルインジェクションや4バルブDOHCシリンダーヘッド、慣性バランスを最適化したクランクシャフトなど最新装備も採用。スラクストン400では、レブリミットの引き上げと高回転域での性能強化により、最大出力を従来モデルの40PSから42PSへ5%向上させている。
トラッカー400の概要
トラッカー400は、スラクストン400と同様の398ccエンジンを搭載し、よりオフロード志向のスタイリングが特徴。フラットシートやアップハンドル、ブロックパターンのタイヤなど、スクランブラースタイルを採用。両モデルとも普通二輪免許(400ccまで)で運転可能なため、輸入バイク市場での新たな選択肢として注目される。
トライアンフはこれらのモデルで、400ccクラスの輸入バイクシェア拡大を狙う。既存のスピード400やスクランブラー400に加え、スラクストン400とトラッカー400の追加により、ラインアップを強化。価格や発売時期などの詳細は今後の発表を待つ。



