音楽や太鼓のリズムに合わせて巨大な用紙に書をしたためる「第1回全国大学書道パフォーマンス大会」(日本書芸院、読売新聞社主催)の本選が12日、大阪市北区のグランフロント大阪北館1階ナレッジプラザで開催され、大東文化大学(東京)の学生と卒業生で構成される「弘毅(こうき)チーム」が初代最優秀賞に輝いた。
大会の理念と参加チーム
大会は「本格の書のステージ」を理念に創設された。全国から22チームが応募し、事前審査を通過した7チームが本選に出場。各チームは縦4メートル、横6メートルの特大用紙に向かい、音楽や太鼓の演奏に合わせてパフォーマンスを行う形式で競い合った。
審査は、書家で文化功労者の黒田賢一氏や、元文化庁長官の宮田亮平氏らが担当。技術面と芸術性の両方が評価された。
弘毅チームのパフォーマンスと受賞の喜び
弘毅チームは4人で構成され、古今和歌集の和歌や「芸林」など芸術の仲間を意味する言葉を、さまざまな書体で表現した。代表の大田聖岳さん(22)は「古典の魅力を多くの方に見てもらう機会となり、受賞は大きな励みになった」と喜びを語った。
その他の受賞チーム
他の受賞結果は以下の通り。
- 敢闘賞:岳豊(がくほう)書道教室
- 技能賞:京都橘大書道部4回生
- 特別審査員賞:大東書楽団
大会は、書道の新たな表現の場を提供するとともに、若手書家の育成を目的としており、今後の発展が期待される。



