航空会社のスターフライヤー(北九州市)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運休していた国際線定期便の再開を記念する式典を、北九州空港で開いた。6年半ぶりとなる台北線の運航を軌道に乗せて収益基盤を回復させるだけでなく、新規路線の就航などでさらなる拡大を目指す。
6年半ぶりの運航再開、式典で社長が意気込み
式典は、2日深夜に北九州発の便が飛び立つ前の同日夕に行われた。町田修社長は観光やビジネスでの利用に期待を示したうえで、「今後も東アジアを結ぶネットワークの充実に取り組む」と意気込んだ。国際線定期便の再開を祝ってテープカットする関係者らの姿もあった。
コロナ禍で赤字、需要見極め再開へ
同社はコロナ禍前に北九州―台北線と中部―台北線を運航していたが、ともに2020年3月から運休。国内線の減便もあり、21年3月期の最終利益は100億円の赤字に陥った。
うち北九州―台北線については運休期間中にチャーター便の運航などで需要を見極め、昨年12月に定期便の再開を発表した。当面は週3往復で、今後、増便を目指す。同社はさらに、28年度までに東アジアを結ぶ路線を最大で4路線に増やす計画を掲げており、29年度以降は東南アジア路線も視野に入れている。
地元経済界も歓迎の声
北九州商工会議所の津田純嗣会頭は2日の定例記者会見で、「台湾は親日家が多く、日本文化に触れたいと思っている人も多いはずだ」と運航再開を歓迎した。



