NTTドコモは、全国のドコモショップおよびドコモ取扱店における携帯電話の手続き時の本人確認の一部について、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類に搭載されたICチップを活用する方式を、8月20日から順次導入する。
背景と目的
近年、特殊詐欺などの犯罪に不正に契約された携帯電話が利用される事案が社会課題となっているほか、改正予定の携帯電話不正利用防止法においても、本人確認のさらなる厳格化が求められている。こうしたなか、偽造された本人確認書類の利用やなりすましによる不正契約防止を強化する。
ICチップ活用の仕組み
ICチップから読み取った氏名や住所などの情報を契約システムへ自動で反映することで、各種手続きの正確性向上と効率化・迅速化につなげる。マイナンバーカードの電子証明書を活用した公的個人認証サービス「JPKI」、運転免許証などのICチップ内の顔写真データと顧客の容貌をシステムで照合する「eKYC-IC」に対応する。なお、iPhoneのマイナンバーカードによる本人確認についても、2026年度中に対応予定。
対象書類と手続き
対象書類は、マイナンバーカード(JPKI、eKYC-IC)、運転免許証(eKYC-IC)、在留カード/特別永住者証明書(eKYC-IC)。JPKIを利用の場合、署名用電子証明書パスワード(6文字~16文字)が必要。eKYC-ICを利用の場合、ICチップ内の顔写真データと、その場で撮影した顧客の顔写真を用いて顔認証を行う。運転免許証では、暗証番号(4桁2組)を用いてICチップ内の情報を読み取り、同様に顔認証を行う。在留カード/特別永住者証明書でも、ICチップ内の顔写真データと、その場で撮影した顧客の顔写真を用いて顔認証を行う。



