ダークパターン対策協会は6月11日、同協会が製作した生徒・児童向けのダークパターン啓発動画が、消費者教育支援センター主催の「消費者教育教材資料表彰2026」で優秀賞を受賞したと発表した。同表彰は、学校における消費者教育の充実・発展を目的に、小・中・高等学校などで活用できる優れた教材を対象とするもの。
「消費者教育教材資料表彰2026」で優秀賞を受賞
受賞対象となった動画教材のうち、小学生向けは「ダークパターンオンパレード篇」「ゲームは楽しいけど注意して!篇」「定期購入には要注意!篇」の3本。
- 小学生向け① ダークパターンオンパレード篇
- 小学生向け② ゲームは楽しいけど注意して!篇
- 小学生向け③ 定期購入には要注意!篇
中学生向けは、「個人情報は大事!篇」「定期購入は危険!篇」の2本。
- 中学生向け① 個人情報は大事!篇
- 中学生向け② 定期購入は危険!篇
高校生向けは、「定期購入の罠!篇」「推し活に気を付けて!篇」「存在しないグッズ篇」の3本。
- 高校生向け① 定期購入の罠!篇
- 高校生向け② 推し活に気を付けて!篇
- 高校生向け③ 存在しないグッズ篇
このほか、アニメ「ヤッターマン」のキャラクターを起用した「ヤッターマン解説」動画として、「これって詐欺?|それ、ダークパターンかも!?魅力的な嘘編」「解約できない!|それ、ダークパターンかも!?勝手に定期購入編」「その同意、ちょっと待って!|それ、ダークパターンかも!?仕方なく同意編」の3本がある。
- ヤッターマン解説① 魅力的な嘘編
- ヤッターマン解説② 勝手に定期購入編
- ヤッターマン解説③ 仕方なく同意編
各動画は、日常のインターネット利用の中で「気をつけるべきポイント」や「一度立ち止まって考えるタイミング」を自然に学べる構成とし、子どもたちが自分ごととして理解できる内容になっている。子どもだけでなく、保護者が家庭でのルールづくりや声かけのきっかけとして活用することも想定しており、親子で一緒に視聴し、インターネットの安全な使い方について話し合う教材としても利用できるという。
これらの動画は、デジタル社会における情報リテラシー向上を目的に、消費者庁の消費者教育ポータルサイトおよびダークパターン対策協会のYouTubeチャンネルで無償公開されており、学校教育の場面に加え、家庭や地域での学びの場でも幅広く活用できる。
編集部メモ
ダークパターンとは、Webサイトやアプリで利用者を誤認させたり、不利な条件へ誘導したりするUI/UX上の設計手法を指す。ダークパターン対策協会は、このダークパターンによる消費者被害を減らすために設立された一般社団法人で、ダークパターンを使わない誠実なWebサイトを認定する「NDD認定制度」の構築・運用や、消費者向けのダークパターンについての教育・啓蒙、ダークパターンの情報提供を受け付ける「ダークパターン・ホットライン」の運用などに加え、会員企業・消費者からの声をまとめて政府への政策提言を行うといった活動を行っている。



