テレビ離れと言われるが…日本人のテレビ利用に起きている意外な変化とは
テレビ離れの実態と意外な変化を解説

「テレビ離れ」という言葉が一般的になる中、日本人のテレビ利用には意外な変化が生じている。インテージのメディアアナリストである薮本まみ氏の分析によると、テレビの活用方法が多様化し、特に若年層を中心に新たなトレンドが見られるという。

TVerとPrime Videoのテレビ視聴率がスマホを上回る

利用率で注目すべきは、TVer(29.3%)とPrime Video(28.7%)がいずれも約3割の結果を示した点だ。YouTubeと比較すると低い数値だが、ここに興味深いデータが存在する。TVerやPrime Videoでは、テレビでの視聴割合がスマートフォンでの利用率を上回っているのである。スマートフォンが個人視聴に適しているのに対し、テレビは大画面を活かした共有視聴が行われやすく、テレビならではの価値が発揮されている可能性がある。

男性10代~40代の約5人に1人がテレビでゲームを利用

さらに、テレビの利用実態を多角的に見ると、若年層を中心にゲームや音楽配信の利用が一定数確認できる。ゲームに関しては、全年代で男性の利用率が女性を上回り、10代~40代では約2割がテレビでゲームを楽しんでいる。50代以降は利用率が低下するが、30代では男女ともに20代を上回り、女性に限っては10代をも上回る結果となった。年代が高いほど利用率が下がるという単純な傾向ではない点が興味深い。

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このように、テレビ離れが叫ばれる一方で、テレビは共有視聴やゲームなど新たな用途で価値を発揮しており、日本人のテレビ利用は意外な変化を遂げている。

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