DAZN炎上、サッカーファンは知っていた?謝罪も火に油、なぜ今まで許されたのか
DAZN炎上、サッカーファンは知っていた?謝罪も火に油

DAZN炎上、サッカーファンは知っていた?謝罪も火に油、なぜ今まで許されたのか

スポーツファンの間では、DAZNの評判はすでに知られていたようだ。2026年6月、同社の料金表示を巡る「ダークパターン」批判が大きな炎上を引き起こした。消費者だけでなく、メディアや有識者も、DAZNの料金提示を意図的にユーザーを誤解させたり不利な条件に誘導したりするユーザーインターフェース(UI)である「ダークパターン」的手法として批判している。

支払い画面はさらに誤解を招く表示となっており、元々は注釈を確認するまで「年間プラン」とわからないような表示だったが、2026年6月16日現在、改善されたという。この騒動を受け、DAZNは「一部のお客様に混乱を招くご案内があった」として謝罪し、返金や解約にも応じる方針を発表した。しかし、謝罪文では「月額980円」という表示そのものには触れず、「一部のお客様に混乱を招くご案内がございました」という説明に終始したことが、利用者の感情を逆なでしてしまった。

SNSでは、「何を謝罪しているのかわからない」「問題の本質から逃げている」との批判が続出。また、DAZNヘルプセンターの公式Xアカウントが、視聴プランに対する質問や苦情を投稿した一部ユーザーに対し、軽い調子の「やあ!」というコメントで返信したことで、火に油を注ぐ状態になった。定型文の自動投稿と思われるが、炎上中の企業アカウントの対応として不適切と見られた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

さらに、日本-オランダ戦のDAZN中継では映像と音声がかみ合わない音ズレや音割れのトラブルが発生し、課金しているのに広告が流れるなど、視聴者から不満の声が相次いだ。要するに、DAZNは炎上の鎮火を図ろうとしたが、不適切な対応を何度もとって燃料を投下し続け、批判が延々と収まらない状況に追い込まれてしまった。

これまでもトラブルは起こっていたが…なぜいま大炎上?

DAZNでは、これまでも相次ぐ値上げや配信トラブルなどが起こってきた。W杯より前からDAZNに課金してきたサッカーファンからは「(そういう会社だって)知ってた」「本当の恐ろしさはこれから」「DAZNが謝ったことに驚き」というような投稿がSNS上でなされている。今回の騒動は単独で起きたものではなく、これまでの利用者の不満が噴出したものだという意見も見られた。

なぜこれまで大きな炎上や批判を回避できていたのか? その理由として、DAZNが独占配信するコンテンツの価値が高く、サッカーファンなどは代替手段がなかったことが挙げられる。また、値上げやトラブルがあっても、徐々に行われてきたため、批判が一時的で済んでいた。しかし今回のダークパターン問題は、ユーザーを欺く意図が明確で、謝罪対応も不誠実だったため、長年蓄積された不満が一気に爆発した形だ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ