FCNTのスマホ自律神経測定技術が導入病院の健康維持プログラムに採用
FCNTの自律神経測定技術が導入病院の健康プログラムに採用

FCNTは8月18日、arrowsおよびらくらくスマートフォンに搭載している自律神経測定技術が、導入病院(神奈川県導入市)で提供する健康維持増進プログラムに導入されたと発表した。

導入の背景と課題

近年、メンタルヘルスを含む健康支援の現場では、心身の状態を日常的に把握し、セルフケアや生活習慣の見直しにつなげる取り組みへの関心が高まっている。一方で、自律神経の測定とその活用については「専用機器の台数や専門の運用者が限られており、測定環境も専門施設内に限る」などの制約があるため、利用者自身の振り返りや気付きにつながりにくく、自己理解を通じた自発的な改善行動に向けたモチベーションを保ちにくいという従来環境における課題があったという。

導入病院としては、「日常的に誰もが状態把握や改善行動を知り活用する」ことが困難な状況を解決する手段の1つとしての導入となり、過去に実施した健康維持・増進プログラムの参加者から「自身の健康の見える化」の要望があり、同病院が提供する健康増進維持プログラムに、FCNTのスマートフォンを活用した自律神経測定の採用に至ったとしている。

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技術の特長と期待される効果

FCNTが提供する自律神経測定技術は、スマートフォンを通じて日常生活の中で継続的に自律神経の状態を把握できる点が特長であり、健康づくりやセルフモニタリングを支援する技術として、公共性の高い健康支援分野における活用可能性が期待されている。

利用者は自身の自律神経の状態を知りたい時にいつでも主体的に計測でき、1分の測定で状態を把握できる(従来の専用機器による測定時間は4分)。また自分の状態を直感的に認識し、推移を可視化できる。そして測定結果や目標に応じた生活改善行動のアドバイスで健康的な生活習慣のモチベーションを持てる。

利用者自身による計測やその結果から健康的な生活習慣のための行動をサポートすることは、利用者の利便性やサービス向上への貢献のほか、将来的には利用者だけでなく地域全体の人々の健康支援やQOL向上に向けた質の高いサービスの開発を推進されることも期待できるという。

導入病院のコメントと今後の展望

当院で実施する外来作業療法(通院中の方を対象とした作業療法)である「いきいき健康塾」において、FCNT製スマートフォンによる自律神経測定を導入・使用いたします。このプログラムは、利用者さん自身が健康維持、増進を目的としております。利用者さんから、健康を見える化したい、自律神経活動の状態を知りたいという要望がある中、従来の機器を利用した測定も検討しましたが、「利用者が自分で計測できる」「1分間の計測で自身の状態を知ることができる」「利用者へのアドバイスが分かりやすい」「利用者自身で健康改善行動を決めて管理できる」ことなどが、利用者にとって従来方式と比較したときの大きなメリットであると思い、FCNT製のスマートフォンにおける自律神経測定技術を導入することしました。

今後、プログラム利用者の健康状態の推移を把握する中で、測定データから表示される健康改善行動が継続的に効果を発揮することを目指します。当院は将来的に地域社会の言葉を持たない人々に対しても健康推進プログラムを提供することで、より充実したサービスを地域に提供・構築していくことを目指しています。

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