岐阜市は28日、市内を走る自動運転バス「ロボバス」について、1月にリースで導入した1台を購入するとともに、新たに1台をリースで導入すると発表した。市では計2台のロボバスを走行させ、運転席に人が乗る必要のない「レベル4(特定条件下での完全自動運転)」の早期実現に弾みをつけたい考えだ。
全国初の自動運転バス運行から続く取り組み
バスの運転手不足の解決策の一つとして、市は2023年に中心市街地では全国初となる自動運転バス「GIFU HEART BUS(ギフハートバス)」の5年間の継続運行を開始。今年1月からはロボバスをリースで導入し、岐阜駅や市役所などを回る「中心部ルート」を、必要に応じて乗務員が操作する「レベル2」で運行してきた。
「もう一歩でレベル4」実証実験の成果
柴橋正直市長は「『レベル4自動運転』の手前ぐらいまでは来ている。もう一歩でレベル4になるところまで実証実験のレベルが上がってきた」と話す。市の担当者は「走行が99%できる段階で、残り1%のためにプログラムを改良し、検証を行っている。ロボバスを2台体制にすることで、より多くの走行を重ね、様々なデータの蓄積や解析を進めたい」としている。
9月補正予算案に総額1億3410万円を計上
市では、ロボバスの購入費やリース代、運行費など総額1億3410万円を9月補正予算案に計上した。国の補助金を活用するため、市の負担は約2700万円になるという。



