京セラ、長崎・諫早に半導体関連新工場完成 国内21年ぶり新設、27年4月本格稼働へ
京セラ、長崎・諫早に半導体関連新工場完成 国内21年ぶり新設

京セラは1日、長崎県諫早市で建設を進めていた半導体関連製品の新工場が完成したと発表した。国内での生産工場新設は21年ぶりで、AI(人工知能)の普及による先端半導体向け製品の需要拡大を見据え、グループの中核拠点として活用する。順次生産を開始し、2027年4月頃から本格稼働させる。

新工場の概要と生産計画

完成した「長崎諫早工場」の第1工場は6階建てで、延べ床面積は約8万平方メートル。半導体製造装置に使われるファインセラミック部品や、半導体チップを保護するパッケージなどを生産する。需要の動向を見極めながら、工場内の生産ライン増設も検討し、2028年度までに総額680億円を投じる計画だ。

成長戦略と今後の展開

京セラは製造装置向け構造部品で一定の世界シェアを保有しており、AI向けデータセンターなどの需要増を踏まえ、関連事業の売上高を2030年度までに現状の2.8倍に拡大する目標を掲げている。すでに諫早市の工場一帯で15万4000平方メートルの土地を確保済みで、生産拠点のさらなる拡張も視野に入れている。

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作島史朗社長は工場の完成式典後、「足元の半導体需要は非常に強い。半導体部品事業の一大拠点として成長させていく」と述べた。

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