若者を惹きつける日産「グロリアワゴン」の魅力とは?オーナーインタビュー
若者を惹きつける日産「グロリアワゴン」の魅力

ヤングタイマー車が中心となるカーフェス「ロマンティックカーズ」の会場で、ひときわ目を引くクルマがあった。日産自動車の「セドリックワゴン/バン」と「グロリアワゴン/バン」(Y30型)だ。若者たちはなぜ、このクルマに惹かれるのか。「グロリアワゴン」オーナーの一人、onoさんに話を聞いた。

「グロリアワゴン」ってどんなクルマ?

かつて日産が誇る看板モデルの一つだった「セドリック」と「グロリア」。それぞれの歴史を紐解けば、「セドリック」は日産、「グロリア」はプリンス自動車にルーツを持つブランドであり、「グロリア」の名称は1966年に日産とプリンスが合併した際に消滅しても不思議ではなかった。しかし、合併以降も名称は残され、俗に言う「セド・グロ」の兄弟モデルとして日産の成長を長くけん引していくことになる。

「セドリック」および「グロリア」は基本構造を統一して兄弟車となった1971年の230型以降、ハードトップやセダン、ワゴン/バンとシリーズ展開を進めていった。Y30型「グロリアワゴン」の登場は1983年のこと。他シリーズが1987年のモデルチェンジでY31型に移行した後も、ワゴン/バンは1999年までY30型で生産された。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

「グロリアワゴン」の車体サイズは全長4,690mm×全幅1,690mm×全高1,500mm。エクステリアは直線基調の角張ったスタイルが印象的。ボディサイドからリアハッチにかけて木目調パネルを装着しているところなど、現行車にはないクラシカルなスタイリングが魅力だ。

インテリアの特徴は、前後シートに加えて荷室にもサードシートを備えていること。普段は格納されているサードシートを展開することで、7名(ベンチシート&コラムシフトの組み合わせは8名)まで乗車可能になる。ワゴン/バンの生産が1999年に終了した後も、「セドリック」と「グロリア」は2004年のY34型まで生産が継続されたが、同年にブランドを「フーガ」に統合する形でその名称は姿を消した。

神奈川~鹿児島間の3,000km走行を達成!

そんな「グロリアワゴン」を購入するきっかけは何だったのか。オーナーのonoさんに話を聞いた。

——こちらの車両は、いつ頃購入されましたか?

購入したのは2024年の9月頃ですが、納車までに半年ほどかかり、手元に来たのが2025年の2月くらいなので、所有歴は1年ぐらいです。価格は230万円くらいだったと思います。

——なぜ「グロリアワゴン」を購入しようと思ったんですか?

もともと存在は知っていましたが、街中であまり見かけないですよね。でも、たまたま知り合いに乗っている人がいたので乗せてもらったんですが、もう、すぐに欲しくなってしまって。そのままクルマ屋へ見に行って、置いてあったこのクルマに直感で決めました。

——即断即決ですね。実際に所有されて、改めてどんなところが気に入っていますか?

やっぱり外観がすごく好きで、木目調パネルに惹かれて買ったところがあります。乗ってみた感じでは、現行車とは違って昔ながらのブレーキなので、しっかり深くまで踏み込んであげないと効きがあまりよくないと感じます。でも、そこが昔ながらな感じで、面白いと思っています。

——普段のカーライフはどんな感じでしょうか?

日常使いから遠出まで使っています。地元が鹿児島なんですが、去年の夏はこのクルマで自走して帰りました。お盆の時期で渋滞もあったので、結局、21時間くらいかかりました。それが今のところ、このクルマでの最長記録です。往復で3,000キロぐらい走ったと思います。

——それは1人で運転されたんですか?

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

いえ、友達と3人で帰ったので、途中で交代しながらだったんですが、メインで運転したので、おそらく10時間以上は運転しています。でも、クルマの運転自体は好きですし、1回はこのクルマで地元に帰って向こうの友達にも見せたいと思っていたので、頑張って走りました。

——地元のお友達の反応はいかがでしたか?

まあ、よくこんなクルマで帰ってきたなって感じでしたね(笑)。親も心配していたみたいです。

——最後に、今後のカーライフについて教えてください。

納車してからまだ何もいじってないので今はノーマル状態ですが、ヘッドライトを丸目にしたり、タイヤももう少し出したりして、少しずつ自分の色を出していきたいと思っています。