2025年12月16日に発表されたトライアンフの新型モデル「Thruxton 400(スラクストン400)」と「トラッカー400」が、普通二輪免許で乗れる輸入バイクとして注目を集めている。両モデルは、排気量400ccクラスでありながら、英国ブランドならではのスタイリングと性能を備え、国内市場でのシェア拡大を狙う。
スラクストン400の特徴
スラクストン400は、カフェレーサースタイルを採用。専用設計のシャシーにφ43mm倒立フロントフォークとプリロード調整可能なガス式モノショックを装備し、軽快なハンドリングを実現する。タイヤはピレリ製「ディアブロ ロッソIV」を装着し、スポーティな走りと高いグリップ力を両立。
メーターはアナログ速度計とLCDデジタル回転計を組み合わせ、レトロなデザインながら視認性に優れる。さらにUSB-C充電ポートを標準装備し、ツーリング時の利便性も考慮されている。ボディカラーは全4色で、価格は黒×銀が84万9900円(税込み)、その他3色が86万2900円(同)となっている。
トラッカー400の魅力
一方のトラッカー400は、アメリカのフラットトラックレースをイメージしたデザインが特徴。アップハンドルや2本出しのアップタイプマフラー、ラウンド形状の燃料タンクなど、トラッカースタイルを随所に取り入れている。シート下には「400」のゼッケンプレートを装備し、スポーティな印象を強調する。
両モデルとも基本設計は共通で、400ccエンジンは扱いやすい出力特性を持ち、普通二輪免許(中型免許)で運転可能。これまで大型バイクが中心だった輸入車市場において、免許取得のハードルが低い400ccクラスの投入は、新たなユーザー層の開拓につながると期待されている。
トライアンフは、これらの新型モデルにより、国内の400cc市場でのシェア拡大を目指す。特に、ネオクラシックブームの追い風を受け、若年層やリターンライダーからの需要が見込まれる。



