トライアンフが新型モデル「スラクストン400」と「トラッカー400」を2025年12月16日に発表した。これらのモデルは普通二輪免許で乗れる400ccクラスで、輸入バイク市場でのシェア拡大を狙う。
スラクストン400の足つき性
スラクストン400のシート高は795mmと低めに設定されているが、身長164cmの筆者が試乗したところ、足つき性は思ったほど良好ではなかった。地面に片足をつく場合でもややカカトが浮き、両足だとカカトの浮き具合はかなり急な角度となる。これはリアサスペンションがあまり沈み込まないためかもしれない。しかし、車両重量は176kgとかなり軽いため、信号待ちの停車時などにバランスを崩しても、しっかり足で踏ん張りやすく、立ちゴケの心配はあまりしなくていいだろう。
トラッカー400のポジションと足つき性
一方、トラッカー400はかなり上体が起きたライディングポジションとなる。専用設計のバーハンドルは、スピード400比で23mm幅広、134mm低い設定のため、肘がより外側に広がるような感じになる。ポジション的には、往年のトラッカーをイメージさせる味付けとなっている。シート高は805mmで、幅の広いシート形状も相まって、筆者の体格では足つき性はよくない。だが、車両重量173kgとさらに軽いため、低速域などでバランスを崩しても車体を片足などで支えやすく、立ちゴケの心配は少ない。
なぜ日本市場を狙った400ccモデルが増加しているのか
近年、普通二輪免許で乗れる400ccクラスの輸入バイクが増加している。その背景には、日本の免許制度と市場ニーズがある。普通二輪免許は比較的取得しやすく、400cc以下のバイクは高速道路も走行可能で、扱いやすいパワーと燃費の良さが魅力だ。トライアンフはこれらの新型モデルで、若年層やリターンライダーを取り込み、シェア拡大を目指す。



