SSD価格高騰でゲーマー悲鳴、AI特需の影響がストレージにも波及
SSD価格高騰でゲーマー悲鳴、AI特需の影響が

最新ゲームを快適に遊ぶには、SSDがほぼ必須となった現代。かつてはHDDでも十分だったが、今ではSSDへのインストールが必須のタイトルが増えている。推奨スペックにもSSDと明記され、HDDにインストールしようものなら「低グラフィックス設定になりますがいいですか?」と確認される始末だ。例えば『ドラゴンエイジ:ヴェイルの守護者』は、そのために新PCを購入したほど。しかも100GB近い容量を平気で消費する。以前なら「買い足せばいい」と軽く言えたが、今はそうもいかない。そう、SSDの価格高騰である。

価格は1年半で倍以上に

約1年半前に購入した2TBのGen4 SSDは、19,800円だった。しかし現在、同クラスの2TBモデルは4万円を超える。とても買える値段ではない。さらに「将来のために32GB、いや64GBにしておくか」と夢見ていたメモリも、気づけば手の届かない価格に変貌している。かつてはAmazonなどのECサイトで頻繁にセールが行われていたが、今ではSATAモデルさえもセール対象にならない。これらはすべて、AI特需の影響である。

AI特需がもたらす価格高騰

SSDだけでなく、メモリやグラフィックスカードも同様だ。そもそもお米や家賃まで高いのだが、正確にはSSDに限らず、PCパーツ全般が「高いのが当たり前」という空気が定着してしまった。1TBのSSDでさえ約2万5,000円と、新作ビッグタイトル3本分以上の価格。理不尽極まりない。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

仕方なく、新しいゲームを購入した際には、以前のタイトルを削除して容量をやりくりするしかない。「消したいけど、このタイトルは少し間を空けるとやりたくなる可能性が…」「アプデが来たときに再ダウンロードは面倒だ…」と悩みながら消していく。

そんな思いをGeminiに愚痴ると、「最近の高騰は大変ですよね」と他人事の返事。思わず「いや、お前のせいだよ!」とツッコミを入れたが、よく考えればAIを使っている自分自身のせいだと自覚し、がっくりする。この高騰がいつ終わるのか、誰にもわからない。

なぜSSDが上がるのか

理由は、AIがGPUで生成するデータを高速にやりとりするため、データサーバー側がSSDを大量に購入していることにある。加えて、メーカーも利益率の高いAIサーバー向け生産を優先しているため、一般向けSSDの供給が減り、価格が高騰しているのだ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ