2025年の世界電気自動車(EV)販売台数ランキングが発表され、中国メーカーが上位を独占する結果となった。首位は比亜迪(BYD)で、2位は上海汽車集団(SAIC)、3位には米テスラが入った。日本メーカーはトヨタが10位に入るのがやっとで、EV市場での存在感の低下が顕著となっている。
中国勢が躍進、テスラは後退
BYDは前年比35%増の約300万台を販売し、2年連続でトップを維持。SAICも同30%増の約200万台で続いた。一方、テスラは約180万台と前年比5%減で、3位に後退した。テスラの苦戦は、中国市場での競争激化とモデルチェンジの遅れが原因とみられる。
日本勢の現状
トヨタは約50万台で10位。日産は20位圏外、ホンダは30位以下と、日本メーカーはEV分野で大きく出遅れている。トヨタはハイブリッド車(HV)に注力してきた戦略が、EVシフトの遅れにつながったと分析されている。
市場全体の動向
世界のEV販売台数は前年比25%増の約1500万台と、堅調に拡大。特に中国市場が牽引し、全体の約60%を占める。欧州ではテスラに加え、フォルクスワーゲン(VW)やステランティスが健闘。一方、米国ではテスラのシェア低下が目立つ。
今後のEV市場は、中国勢の勢いが続く一方、欧米メーカーも新型車投入で巻き返しを図る。日本勢の巻き返しなるか、注目が集まる。



