米IT大手メタの日本法人Facebook Japanは28日、3日間限定の体験型イベント「Meta AIで挑む、世界一!? “不便”なコンビニ」を東京都渋谷区で開いた。コンビニエンスストアを模したスペースで同社の人工知能(AI)「Meta AI」を体験できる。
最新AIモデル「Muse Spark」で追撃狙う
メタは今年に入って作り直した最新AIモデル「Muse Spark」を4月に公開。7月には改良版と、画像生成ができるモデルを投入している。サービスの認知度を高め、AI開発競争で先行する米オープンAIや米アンソロピックを追撃する狙いがある。
翻訳やカロリー計算、制限時間内に3つの体験
イベントスペースでは、店員が話す外国語をメタのスマートグラスで日本語に翻訳したり、お弁当の画像を読み込ませてカロリーを計算したりするMeta AIの体験メニューが提供される。参加者は10分の制限時間内に、AIの力を借りて3つの体験メニューをこなし、商品の会計を目指す。
イベントに登壇したFacebook Japanの味澤将宏代表取締役は「みんなが行くコンビニを不便にすることで、身近な題材でAIに助けてもらい、理解をしてもらう。身近に友達のような形で使っていただきたいという思いがあった。われわれのSNSアプリと同様に、AIも使ってほしい」と話した。
SNSとの連携強化、動画生成AIも予定
メタは自社のSNSとAIの連携を強化している。インスタグラムでは、ストーリーズ機能でのエフェクト作成や、リール動画のAI翻訳ができる。近日中には、SNSと相性が良い動画生成AIの公開も予定している。
味澤氏は「(Meta AIは)日頃からお使いいただいているインスタグラムやフェイスブック・メッセンジャー、スレッズで利用可能だ。例えば、インスタグラムのグループチャットに入れて話すことができる」とアピールした。
体験イベントは、イベントスペース「SHIBUYA SACS」で開かれており、入場無料。特設サイトで事前予約ができる。8月29、30日は午前10時から午後7時まで。期間中に1000人の来場を見込んでいる。



