Huluで「HBO Max on Hulu」開始、ハリポタ新ドラマも配信へ
Huluで「HBO Max on Hulu」開始、ハリポタ新ドラマも配信へ

日本テレビとHJホールディングスは1日、ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)とグローバル・パートナーシップを締結し、10月1日からHuluで新ブランド「HBO Max on Hulu」を開始すると発表した。Huluの月額会員は、別途の追加料金なしでHBO Maxのコンテンツを見放題で楽しめる。また、HBOオリジナルの新ドラマ『ハリー・ポッター』第1シーズン『ハリー・ポッターと賢者の石』を、12月下旬からHuluで配信する。

「HBO Max on Hulu」で提供されるコンテンツ

「HBO Max on Hulu」では、HBO、ハリー・ポッター、DCユニバース、ワーナー・ブラザースなどのブランドから、映画、ドラマ、ドキュメンタリーなど何千時間ものコンテンツを提供。10月1日のサービス開始時には、2026年の第98回アカデミー賞で作品賞を含む6部門を受賞した『ワン・バトル・アフター・アナザー』をはじめ、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』『ロード・オブ・ザ・リング』の映画シリーズ、『ジョーカー』『アルゴ』『ディパーテッド』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、さらに『スーパーマン』『バットマン』シリーズなどDCユニバースの作品をラインナップする。

海外ドラマでは、『セックス・アンド・ザ・シティ』シーズン1~6、『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン1~2、『THE LAST OF US』シーズン1~2、『ゲーム・オブ・スローンズ』第1章~8章、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1~3などを配信する。さらに、『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』シーズン1、『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』シーズン1~2、『ランタンズ』『デューン 預言』『ドゥーム・パトロール』シーズン1~4、『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』『チェルノブイリ ー CHERNOBYL ー』などもラインナップされる。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

注目の新ドラマ『ハリー・ポッター』

中でも注目されるのが、待望のHBOオリジナル新シリーズ『ハリー・ポッター』。その第1シーズンとなる『ハリー・ポッターと賢者の石』が、12月下旬からHuluで配信される予定となっている。

日テレとWBDのグローバル戦略

今回のグローバル・パートナーシップでは、HBO Max作品を日本のHuluで展開するだけでなく、世界120以上の国と地域で展開するHBO Maxを活用し、日本テレビ・Huluのコンテンツを国際配信する可能性についても検討していく。

日本テレビの福田博之社長は、昨年発表した中期経営計画で「『日テレ、開国!』のスローガンのもとグローバルコンテンツメーカーへの転換を打ち出しました」と説明。「コンテンツ事業として地上波を軸にしながら、『Hulu』『TVer』などでのネット配信はもとより、海外へ拡大させていく戦略です」と今回の提携の背景を語った。その上で、『ハリー・ポッター』をはじめ世界的なヒットコンテンツを持つWBDとの提携について、「グローバル・パートナーシップを組むことが出来、大変光栄に思うとともに、大きな期待をしています」とコメントした。

福田社長は、今回の取り組みには「2つのグローバルな意義」があると強調。「1つは、『Hulu』でWBDの世界的コンテンツが観られること。もう1つは『HBO Max』で『日本テレビ』や『Hulu』のコンテンツが世界中の視聴者に届く機会が得られること」と説明した。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

日本テレビでは、海外市場を目指した企画開発に特化する「Gyokuro Studio」を設立し、同スタジオ制作のバラエティ企画や地上波ドラマが海外アワードを受賞するなど、コンテンツの海外展開を進めている。福田社長は、こうした流れの中で今回の取り組みは「非常に大きな意味を持ちます」とし、「当社の経営ビジョンである『コンテンツの力で、“世界”を変える。』を実現する、この“前例なき挑戦”で、日本テレビグループは感動をつくり、世界に届けてまいります」と意気込んだ。

WBD アジア・パシフィック プレジデントのジェームズ・ギボンズ氏は「今回の新たな戦略的パートナーシップにより、日本におけるHBO Maxの展開をさらに拡大できることを大変嬉しく思います」とコメント。HBO Maxについて、日本でのサービス開始以来「視聴者エンゲージメントとブランド認知の両面で着実な成長を遂げてきました」とした上で、「今後は日本テレビおよびHuluと連携しながら、この成長の勢いをさらに加速させ、次なる成長フェーズへと進んでまいります」と展望を語った。

特に12月下旬にHuluで配信を予定する新ドラマ『ハリー・ポッター』について、「日本のファンの皆さまから絶大な支持をいただいている『ハリー・ポッター』の新たなHBOオリジナルシリーズの配信を控え、その可能性に大きな期待を寄せています」と期待を示した。また、WBDはこの12カ月間、日本発コンテンツをHBO Maxを通じてグローバルに展開する取り組みを進めてきたという。ギボンズ氏は、日本テレビとの提携について「日本ならではの優れたストーリーテリングを世界中の視聴者へ届ける新たな機会をもたらすもの」と位置付け、「今後数か月のうちにさらなる取り組みについてお知らせできることを楽しみにしています」と予告した。

Hulu15周年、ラインナップ拡充へ

Huluは2011年に日本でサービスを開始し、9月1日に15周年を迎えた。「HBO Max on Hulu」を新たなステージの幕開けとし、これまで掲げてきた「海外ドラマ観るならHulu」をさらに強化。「海外ドラマ国内プラットフォームNo.1」を見据えてラインナップを拡充する。

HJホールディングスの道坂忠久社長は「多くのお客様にご愛顧いただき、Huluは日本でサービスを開始してから15年を迎えました。このメモリアルイヤーに素晴らしい取り組みがスタートします」と喜びをコメント。Huluがサービス開始当初から「海外ドラマ観るならHulu」を標榜してきたことに触れ、「この度の取り組みにより『海外ドラマ国内プラットフォームNo.1』を見据えて強化していきます」とした。

そして、「アカデミー賞やエミー賞など世界の主要賞レースを席巻した映画やドラマの話題作や大ヒット作の数々、そして全世界待望のドラマ『ハリー・ポッター』は12月下旬にHuluで観ることが出来ます」とアピール。さらに、「ドラマだけではなく、映画、アニメ、ドキュメンタリーと世界中を虜にするWBDの超優良コンテンツの数々を好きなだけお楽しみいただける、夢のような時間をお約束します」と力を込めた。

WBD作品に加え、Huluの既存ラインナップや日本テレビ系コンテンツ、Huluオリジナル、音楽ライブ、オーディションなどのファンコンテンツも強化していくといい、「10月1日からの新しいHuluに是非ご期待ください」と呼びかけている。なお、Huluの月額利用料は9月30日まで1,026円だが、10月1日以降は1,320円となる。iTunes Store決済、Google Play決済、Amazonアプリ内決済の場合は1,450円。Huluチケットまたはその他事業者による支払いを選択した場合は、10月1日以降も1,026円となる。