「ネオヒューマン(NH)ペア碁大会」の決勝が29日、東京都目黒区の東京科学大で行われ、井山裕太碁聖(37)が優勝した。人間でなく囲碁AI(人工知能)と組むペア戦で、トップ棋士も参加し、対局データなどから人間とAIが補完し合える可能性を探る。
ペア碁のルールと大会の仕組み
ペア碁は2人1組のペアとなり4人が順番に打つ形式で、対局中にパートナーと意思疎通ができないルールだ。パートナーの意図も考えて勝ち筋を探す。
この日は、約70人の棋士らによる予選の突破者やシードの棋士ら8人が、囲碁AI「KataGo」と組む「ネオヒューマン」のペアとして戦った。
井山碁聖のコメントと今後の予定
優勝した井山碁聖は9月25~27日に名古屋市で行われるペア碁の国際戦「世界ペア碁最強位戦」の勝者と記念対局を行う。
井山碁聖は「AIは形勢判断が正確で、自分なら踏み込む局面で冷静な手を選んでいると感じた」と話した。



