2026年9月24日、米ホワイトハウスでの晩餐会で、中国の習近平国家主席と並んで立つトランプ米大統領の姿があった。この2人がワシントンで会談した。
朝日新聞のアメリカ総局長・青山直篤記者による解説は、この会談でAI(人工知能)の管理構想が示されなかった点に注目する。
絶対的権力者の弱点と米国の病理
解説は、絶対的権力者の最大の弱点として、取り巻きが都合の良い情報しか上げず、現実が見えなくなることを挙げる。問題は、日本が安全保障で頼る米国の指導者が、中国の指導者以上にこの病理に囚われていることだと指摘する。
トランプ氏のAI規制への姿勢
見通しが甘すぎたトランプ大統領のイラン攻撃の決断もこの落とし穴に起因すると解説は述べる。そして今、当の開発企業が提起しているAIが「暴走」するリスクについて、トランプ氏は「陰謀」「でっち上げ」と呼び、米中首脳会談の直前にも「(規制せず)完全に今のままにしたい」とSNS投稿で強調した。
AI開発で覇権争いの米中、日本は
AI開発で覇権争いを続ける米中に対し、日本がどのような基盤を築くべきかが問われている。会談ではAI管理構想は示されず、解説は米中指導者に左右されない日本の基盤の必要性を示唆している。