NECは、5Gコア網の消費電力を最大40%削減できる新技術を開発したと発表した。同技術は、AIを活用してトラフィック状況に応じてサーバーを動的に制御するもので、通信事業者の運用コスト削減と脱炭素化に貢献する。
AIによる動的制御で省電力を実現
新技術では、5Gコア網を構成する複数のサーバーについて、AIがトラフィックの変動を予測し、処理が必要なサーバーのみを稼働させる。これにより、従来は常時稼働していたサーバーを状況に応じて停止できるため、消費電力を最大40%削減できるという。
2026年度中の実用化を目指す
NECは、2026年度中の実用化を目指しており、まずは自社の5Gコア網製品に搭載する方針。その後、通信事業者向けに提供を拡大していく。
5Gの普及に伴い、通信事業者のネットワーク全体の消費電力は増加傾向にある。今回の技術は、そうした課題に対する一つの解決策として期待される。



