参院委で税制改正法案可決 年収の壁を178万円に引き上げ、住宅ローン減税も延長
参院委で税制改正法案可決 年収の壁178万円に引き上げ (31.03.2026)

参院財政金融委員会が税制改正法案を可決 年収の壁引き上げで減税実施へ

参院財政金融委員会は3月31日、2026年度税制改正の関連法案を自民党、日本維新の会などの賛成多数で可決しました。この法案の柱となるのは、所得税が生じる「年収の壁」を現行の160万円から178万円に引き上げる減税措置です。与党は同日の参院本会議で可決し、成立させたい考えを示しています。

税制改正の主な内容とその影響

今回の税制改正には、以下のような重要な項目が含まれています。

  • 年収の壁の引き上げ:所得税の課税対象となる年収の基準を160万円から178万円に引き上げることで、低所得者層への減税効果が期待されます。
  • 住宅ローン減税の延長と拡充:住宅取得を支援するための減税制度を継続し、その適用範囲を広げることで、住宅市場の活性化を図ります。
  • 少額投資非課税制度(NISA)の対象拡大:2027年からNISAの対象を18歳未満にも広げることで、若年層の資産形成を促進します。

また、赤字国債の発行を2026年度から5年間認める特例法案も併せて可決されました。これらの法案は年度末までに成立しないと国民生活に影響が出るため、与党は早期の成立を目指しています。

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予算成立の背景と今後の見通し

自民党は2026年度当初予算については年度内の成立を断念し、3月30日に暫定予算が成立しています。税制改正関連法案の成立が遅れると、減税措置や投資制度の拡大が遅延し、経済活動に支障を来す可能性があります。そのため、与党は本会議での迅速な審議と可決を求めています。

この税制改正は、少子高齢化や経済的不安に対応するための政策の一環として位置づけられており、国民の負担軽減と経済成長の両立を目指しています。特に年収の壁の引き上げは、低所得世帯の可処分所得を増やすことで消費を刺激し、景気回復に寄与することが期待されます。

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