静岡・浜松の神社4カ所で銅板盗難被害、市指定文化財も標的に
静岡・浜松の神社4カ所で銅板盗難、文化財も被害

静岡県浜松市浜名区三ケ日町の神社4カ所で、本殿などの屋根に使用されていた銅板が相次いで剥がされ、持ち去られる被害が発生したことが明らかになりました。この中には市指定有形民俗文化財も含まれており、細江警察署が窃盗などの疑いで捜査を進めています。

被害に遭った神社と状況

本紙の取材で被害が確認されたのは、初生衣(うぶぎぬ)神社(同町岡本)、浜名惣社神明宮(同町三ケ日)、都筑神社(同町都筑)、猪鼻湖神社(同町下尾奈)の4カ所です。これらの神社は、最も北に位置する初生衣神社から最も南の猪鼻湖神社まで、車で約20分の距離に点在しています。

初生衣神社

機織りの祖神を祀る初生衣神社では、織機を収める「織殿」に付随する神庫(市指定有形民俗文化財)から約4平方メートルの銅板が剥がされました。また、本殿でも全体の約3分の1にあたる約9平方メートルが被害に遭いました。宮司の鈴木栄男さんによると、19日午前5時半ごろ、散歩中の男性から「銅板がなくなっている」との連絡がありました。同日未明には、近隣住民が「バリバリ」と何かが剥がされるような音を聞いたといいます。鈴木さんは「防犯カメラの設置を検討するが、費用の捻出が大変だ」と嘆き、修繕費は100万円以上かかる見込みです。

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その他の神社

浜名惣社神明宮内の浜名天満宮では約10平方メートルの銅板が持ち去られ、18日夕方までは異常が確認されていませんでした。都筑神社では手水舎から銅板が盗まれ、10日の氏子総会時には異常はありませんでした。猪鼻湖神社では本殿の屋根が剥がされました。

背景と捜査

銅は近年、太陽光発電設備や電気自動車のモーターなどへの需要が高まり、価格が高騰しています。このため、銅板を狙った盗難が全国各地で発生しており、今回の事件もその一環とみられます。細江署は窃盗の疑いで捜査を続けています。

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