長期金利2.930%に上昇、約29年10カ月ぶり高水準 日銀の利上げ加速が焦点に
長期金利2.930%、約29年10カ月ぶり高水準 日銀利上げ加速が焦点

長期金利の指標となる新発10年債の利回りが17日、一時2.930%と約29年10カ月ぶりの高水準を付けた。円安が止まらない中、日銀の9月利上げ観測が強まり、金利の先高感から国債が売られた。

利上げ後手懸念の後退と今後の焦点

利上げが後手に回る懸念は後退し、今後は日銀が利上げペースを加速させるかが焦点になる。日銀が政策金利を引き上げ、将来も金利が上昇するとの見方が強まれば、投資家は手持ちの低金利の国債の売却に走る。この結果、国債価格は下落し、利回りである長期金利が上昇することになる。

売り材料多く、3%台突入も現実味

ただ、原油高によるインフレ懸念など売り材料は多く、あえなく節目の3%を超える局面も現実味を帯びる。17日に長期金利が約29年10カ月ぶりの高水準を付けた背景には、こうしたメカニズムがある。

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