新年度予算審議短縮に「よくない」51% 朝日世論調査で与党の国会運営に厳しい評価
予算審議短縮「よくない」51% 朝日世論調査で与党に厳しい見方 (15.03.2026)

新年度予算審議の短縮措置に国民の半数以上が否定的 朝日新聞世論調査で明らかに

朝日新聞社が2026年3月14日と15日の両日に実施した全国世論調査(電話方式)において、新年度予算を3月中に成立させるために審議時間を例年より大幅に短縮している与党の国会運営について、国民の意見が分かれる結果となりました。

「よくない」が51%で「よい」34%を上回る

調査によりますと、与党が推進する審議短縮の進め方について「よくない」と回答した人は51%に達しました。一方で「よい」と評価した人は34%にとどまり、批判的な意見が17ポイント上回る形となりました。この結果は、迅速な予算成立を優先する政府与党の姿勢に対して、多くの国民が慎重な審議の必要性を感じている実態を反映しています。

調査は全国の有権者を対象に電話で実施され、有効回答数は公表されていませんが、統計的に有意なサンプルサイズを確保したものと見られます。世論調査の専門家によれば、このような政策プロセスに関する質問でこれほど明確な意見の差が現れることは、国民の関心の高さを示していると分析しています。

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国会運営評価と内閣支持率の関連性

さらに詳細な分析では、与党の国会運営を「よくない」と回答した人々のうち、高市内閣を「支持しない」と答えた割合が44%にのぼることが判明しました。これは回答者全体の不支持率26%を大きく上回る数値であり、国会運営への不満が直接的に内閣不支持につながっている可能性を示唆しています。

逆に、審議短縮を「よい」と評価した人々の中では、内閣支持率が相対的に高い傾向が見られました。この関連性から、国会における与党の手法が政権運営全体に対する評価に影響を与えている構図が浮かび上がります。

背景にある政治状況

今回の調査が実施された背景には、2026年度予算案の審議をめぐる与野党の攻防があります。政府与党は新年度開始に間に合わせるため、委員会審議や本会議での議論時間を大幅に圧縮。これに対して野党側からは「審議軽視」「タイパ(タイムパフォーマンス)重視の発想」といった批判の声が上がっていました。

世論調査の結果は、こうした国会内の議論が国民の間でも注目されていることを示しています。政治学者は「予算審議の在り方は民主主義の根幹に関わる問題であり、国民が敏感に反応するのは自然なこと」と指摘。効率性と慎重な審議のバランスが今後の政治課題になると予想しています。

朝日新聞社は定期的に世論調査を実施しており、今回の結果は今後の政治動向を分析する上で重要な指標となるでしょう。調査方法は確立された電話世論調査の手法に基づいており、結果の信頼性は高いと評価されています。

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