石川県知事選で現職の馳浩氏が敗北、高市首相の応援も実らず自民党内に衝撃
石川知事選で現職馳浩氏敗北、高市首相応援も効果薄く

石川県知事選で現職の馳浩氏が敗北、高市首相の応援も効果薄く自民党内に衝撃

8日投開票の石川県知事選挙で、元自民党衆院議員で与党が推薦する現職の馳浩氏が敗北し、自民党内に落胆が広がった。高市首相(自民総裁)が異例の応援入りをしたものの、前金沢市長の山野之義氏に約6000票差で競り負け、2月の衆院選で大勝した勢いを生かせなかった結果となった。

首相の応援に自民幹部から不満の声

高市首相は9日の党役員会で「残念な結果になった」と述べ、選挙結果を認めた。山野氏は自民市議出身であり、鈴木幹事長は役員会後の記者会見で「詳細な分析をして次の選挙に生かさなければならない」と語り、今後の対応を示唆した。

再選を目指した馳氏は、大票田の金沢市で約3万4000票差をつけられるなど、苦戦を強いられた。首相が2月28日に金沢市で馳氏の集会に出席して支持を呼びかけたが、効果は薄く、自民幹部は「あえて行く必要はなかった」と不満げに語った。この日は米国がイラン攻撃を開始した日にあたり、自民の閣僚経験者は「中東情勢の対応に専念するべきだった」と述べ、首相の応援入りに疑問を投げかけた。

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維新の会からも「神話崩壊」の指摘

日本維新の会からも「首相が入れば劣勢を逆転できる『神話』が崩れた」との声が出ており、高市首相の影響力に限界が見えたことを示唆している。一方で、馳氏は能登半島地震の被害が大きかった自治体では山野氏の得票を上回り、自民の選対幹部は「震災復興では一定の評価を得られた」との見方を示した。

この選挙結果は、自民党にとって2026年の政治情勢における重要な教訓となり、今後の選挙戦略に影響を与える可能性が高い。石川県知事選は、地方政治の動向を占う重要な指標として注目を集めている。

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