ゼレンスキー大統領がUAEを訪問、防衛協力で合意 無人機迎撃の経験共有へ
ゼレンスキー大統領UAE訪問 防衛協力で合意 (28.03.2026)

ウクライナ大統領がUAEを公式訪問 防衛分野での連携強化で合意

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、アラブ首長国連邦(UAE)を公式訪問し、同国のムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領と首脳会談を実施しました。両首脳は、特に無人機迎撃システムを含む防衛協力の推進について合意に至りました。ゼレンスキー氏は3月28日、自身の通信アプリを通じてこの成果を公表しました。

ウクライナの無人機迎撃技術を中東諸国に提供

会談後の声明において、ゼレンスキー大統領は「ウクライナはロシアによる無人機やミサイル攻撃を高い確率で迎撃してきた実績がある」と強調しました。さらに、「我々がパートナー国に提供できるのは、豊富な経験と高度な技術の両方である」と述べ、ウクライナが蓄積してきた防衛ノウハウの共有に意欲を示しました。

実際に、ウクライナ政府は既に無人機対策の専門家200人以上をUAEをはじめ、サウジアラビア、カタールなどの中東諸国に派遣しています。これは、イランを中心とした無人機攻撃の脅威が増大する中東地域において、ウクライナの実戦で培われた技術が高い関心を集めていることを反映しています。

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中東外交を精力的に展開 サウジアラビア訪問も実施

ゼレンスキー大統領の今回のUAE訪問は、中東地域における外交活動の一環として位置付けられます。同大統領は3月26日から27日にかけてサウジアラビアを訪問し、実権を握るムハンマド・ビン・サルマン皇太子とも会談を実施しています。これらの一連の訪問は、ウクライナがロシアとの戦争状態において国際的な支持を拡大するとともに、防衛技術を輸出する新たな外交戦略を推進していることを示唆しています。

UAEとサウジアラビアはともに、イランからの無人機やミサイル攻撃に直面する可能性があるペルシャ湾岸の重要な国家です。ウクライナが提供する迎撃技術は、これらの国々の安全保障にとって極めて重要な意味を持つと見られています。

今回の合意は、単なる防衛装備の取引を超え、戦場で得られた貴重な経験と技術的知見の共有を含む、より深い協力関係の構築を目指すものです。今後の具体的な協力内容については、両国の専門家レベルでの協議を経て詳細が詰められる見通しです。

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