「ないがしろはダメ」 中道と国民民主、献金「受け皿規制」法案を提出
2026年3月2日、中道改革連合と国民民主党は、企業・団体献金の規制を強化する政治資金規正法改正案を衆議院に共同提出しました。この動きは、自民党の裏金問題を契機に高まった「政治とカネ」への批判に対応するもので、政治改革への姿勢を明確に示す狙いがあります。
法案の核心は「受け皿規制」
提出された法案は、企業・団体献金の存続を前提としつつ、寄付の「受け皿」を政党本部と都道府県組織に限定する内容です。これにより、地方支部や個別議員への直接献金が制限され、資金の流れの透明性向上が期待されます。
さらに、寄付する側についても、年間の寄付総額を最大1億円、同一の政治団体への寄付を最大2千万円に制限する規制を盛り込んでいます。施行日は2027年1月1日と設定され、段階的な導入が計画されています。
自民党の後ろ向き姿勢と対照的な動き
自民党の裏金問題をきっかけに、国会では政治資金規制の見直し議論が活発化しています。しかし、当事者である自民党は献金規制の強化に消極的で、改革の遅れが指摘されていました。
これに対し、中道改革連合と国民民主党は、昨秋の臨時国会で国民民主党と公明党が提出した法案と同内容の改正案を再提出。立憲民主党と公明党の衆院議員による中道結成に伴い、連携を強化した形です。
中道の落合貴之政調会長代行が意気込み
法案提出後、中道改革連合の落合貴之政調会長代行は記者団に対し、「議論の本丸は企業・団体献金だ」と強調しました。さらに、「2年前から政治資金規正法の改正議論が続いているが、この国会で前進させたい」と語り、早期の実現に向けた意欲を示しました。
この動きは、政治資金を巡る透明性と公平性の確保が、民主主義の根幹に関わる課題であることを浮き彫りにしています。与野党の対立が深まる中、今後の審議の行方に注目が集まっています。



