維新・吉村代表「国政進出」発言で波紋 大阪都構想巡り党内に困惑広がる
吉村代表「国政進出」発言で波紋 大阪都構想巡り党内困惑

維新・吉村代表の「国政進出」発言が波紋 大阪都構想巡り党内に困惑広がる

大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)の今後の去就をめぐり、党内外で波紋が広がっている。吉村氏は、非公開の党役員会で、大阪都構想の住民投票が可決した場合、自身の国政進出に意欲を述べたとされる。しかし、都構想への再挑戦を訴えた出直し知事選で再選を果たしたばかりであり、関係者からは困惑の声が上がっている。

記者会見での発言と真意の曖昧さ

吉村氏は18日の記者会見で、国政進出に関する発言の真意について問われ、「今の段階で正式に決まっているものは何もない」と繰り返し述べた。意欲を示したかどうかについても、「つぶさに言うつもりはない」と回答し、具体的な言及を避けた。この曖昧な姿勢が、さらなる混乱を招いている。

党役員会での発言内容と背景

複数の維新幹部によると、15日の党役員会で、吉村氏は出席者から住民投票実施後の進退について問われ、可決された場合は首都圏のバックアップなどを担う「副首都構想」の実現に向けて、国政への進出に意欲を示したという。この発言は、出直しダブル選への疑念も背景にあるとみられる。

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知事と市長の出直し選では、再選しても残り任期は変わらず、来年4月には再び知事選や大阪市長選が行われる。これに伴い、府と市の両議会の議員選も実施されることから、維新内からも「来春に選挙があるのに今やる必要があるのか」との批判が続出していた。吉村氏の発言は、こうした党内の不満を反映したものとも解釈できる。

関係者の困惑と今後の展開

吉村氏の国政進出への意欲表明は、大阪都構想を推進する立場から、突然の方向転換と受け止められ、関係者からは「大阪は踏み台か」との困惑の声も上がっている。出直し選での再選直後の発言であるため、政治的な思惑が疑われる状況だ。

今後の焦点は、大阪都構想の住民投票の行方と、吉村氏の具体的な行動計画にある。維新党内では、この発言を巡り、意見の対立が深まる可能性も指摘されている。政治的な駆け引きが続く中、地方政治と国政の狭間で、吉村氏の動向が注目を集めている。

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