日本精工とNTNが経営統合へ、ベアリング世界首位に
日本精工とNTN統合へ、ベアリング世界首位に

機械部品大手の日本精工(NSK)とNTNは12日、経営統合に向けた基本合意書を締結したと発表した。主力商品である回転軸の摩擦を軽減する「ベアリング(軸受け)」でそれぞれ世界第3位、第4位を誇る両社が統合すれば、売上高で世界首位レベルに躍り出ることになる。

統合スケジュールと体制

両社は2027年10月をめどに共同持ち株会社を設立する計画だ。社長は日本精工が、会長はNTNがそれぞれ指名する。東京都内で記者会見したNTNの鵜飼英一社長は「日本発のベアリングで世界競争に打ち勝っていく」と統合の意義を強調した。

市場環境と統合の狙い

主力取引先である自動車や産業機械の市場は成長が鈍化しており、競争が激化している。統合により生産ラインを集約してコストを低減し、開発投資の効率化を図ることで、事業基盤を強化する狙いがある。

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両社のベアリング事業は、自動車や工作機械、風力発電など幅広い分野で使用されており、統合後はグローバルな競争力向上が期待される。今後、公正取引委員会の審査などを経て、正式な統合契約を結ぶ見通しだ。

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