高市首相の改憲「時は来た」発言、憲法学者が語る危うさ
高市首相の改憲「時は来た」、憲法学者が語る危うさ

衆院憲法審査会で、緊急事態での国会議員の任期延長など憲法改正の条文案作りに向けた動きが加速している。高市早苗首相(自民党総裁)が率いる巨大与党の存在が背景にあるが、いま目の前で繰り広げられている議論をどう見ればよいのか。どんな問題をはらんでいるのか。憲法学者の駒村圭吾・慶応大学教授に話を聞いた。

「時は来た」発言と盛り上がらない論議

自民党の党大会で高市早苗首相は憲法改正に触れて「時は来た」と言っていますが、世間ではまったく盛り上がっていません。

先日衆院憲法審査会が初めてNHK中継されました。これまでも中継を求める委員の声はあったのですが、事務局がNHKにヒアリングしたところ、審査会への国民の関心は国会中継を行うほど高くない、ということでした。中継開始はどうにか関心を喚起したかったのでしょう。

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政治的野心で押し通される議論の危うさ

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