高市首相、来年度当初予算案の年度内成立を断念「非常に難しい状況」と認める
高市首相、当初予算案の年度内成立を断念「非常に難しい状況」

高市首相、当初予算案の年度内成立を断念「非常に難しい状況」と認める

高市早苗首相は3月30日の参院予算委員会において、来年度当初予算案の今年度内の成立について、「非常に難しい状況にあると承知している」と述べ、事実上の断念を示唆しました。これは立憲民主党の石垣のりこ議員からの「年度内成立はもう諦めたのか」との質問に対する答弁であり、政権与党として初めて明確に困難な状況を認める発言となりました。

参院自民党幹部が野党側に断念を伝達

来年度予算案をめぐっては、参院自民党の幹部が同日午前、野党側に対して年度内成立を断念する考えを正式に伝えています。高市首相はこれまで一貫して年度内成立を主張してきましたが、国会審議の遅延や与野党の対立により、成立時期の先送りは不可避な情勢となっていました。

政府はこの事態に備え、来年度当初予算案が年度内に成立しない場合の暫定予算案を3月27日に閣議決定しています。この暫定予算案は、30日に与野党の賛成を得て成立する見通しが強まっており、新年度開始後の行政サービスの空白を防ぐための緊急措置として機能することになります。

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高市政権下での国会運営に影

今回の当初予算案の年度内成立断念は、高市政権発足後初めての重大な政治課題として浮上しています。首相は衆院予算委員会でも中道改革連合の階猛幹事長の質問に答弁するなど、精力的な対応を見せていましたが、与党内の調整不足や野党との協議難航が背景にあるとみられます。

暫定予算案の成立により、当面の国政運営は確保される見込みですが、本予算案の早期成立に向けた与野党間の交渉が今後さらに重要となるでしょう。高市首相は今後の国会審議において、予算案の内容説明と国民への理解促進に力を入れる方針を示しています。

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