連合は12日、今年の春季労使交渉(春闘)における傘下労働組合の賃上げ要求に対する企業側の回答について、5回目の集計結果を公表した。平均月額は1万6733円で、賃上げ率は5.05%(前回4回目は5.08%)となり、依然として高水準を維持していることが明らかになった。
中小組合も健闘
従業員300人未満の中小労組に限ると、平均月額1万3260円、賃上げ率は4.81%(同4.84%)と、前回からわずかに低下したものの、高い水準を保っている。連合の担当者は「中小組合の健闘が続いており、全体としても高水準を維持している」と評価した。
集計の詳細
連合によると、5月7日時点で計4046労組からの回答を集計。このうち中小労組は2706労組を占めた。また、基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)額が明確だったのは3042労組だった。
今回の結果は、昨年の春闘と比較しても高い水準にあり、物価上昇に対応した賃上げが継続していることを示している。連合は今後も交渉状況を注視し、最終的な集計結果をまとめる方針だ。



