任期満了に伴う新潟県知事選挙が14日に告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の花角英世氏(68)=自民党支持=、新人で元県議の土田竜吾氏(38)、同じく新人で元五泉市議の安中聡氏(48)の3人が立候補を届け出た。選挙戦では、花角氏の3年間の県政運営や、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働容認を巡る手法などが主要な争点となる。投開票は31日に行われる。
花角氏、県政継続と経済活性化を強調
花角氏は県政の継続を訴え、日本維新の会、国民民主党、公明党の各県組織からも支持を受けている。JR新潟駅前での第一声で「経済や社会に活力のある新潟を創造したい。県内企業の稼ぐ力をさらに後押しする」と強調し、これまでの実績をアピールした。
土田氏、原発再稼働の手法を批判
土田氏は立憲民主党と社会民主党の県連から支持を受ける。同じくJR新潟駅前で第一声を上げ、花角氏が柏崎刈羽原発の再稼働の是非について「信を問う」と述べながら、県議会の信任を得ることで地元の手続きを完了させた点を批判。「県民との約束を反故にした。皆さんの思いを県政に反映させるよう転換したい」と訴えた。
安中氏、原発廃止を主張
安中氏は新潟市の繁華街で街頭演説を行い、柏崎刈羽原発について「事故が起きてからでは遅い。直ちに停止し、廃止すべきだ」と主張し、脱原発を明確に打ち出した。
今回の選挙は、原発政策だけでなく、県内経済の活性化や地域振興なども争点となり、有権者の判断が注目される。



