深田茉莉、憧れの麗楽ちゃんを超え19歳で金メダル ミラノ・コルティナ五輪スノーボード
深田茉莉19歳で金メダル 憧れの麗楽ちゃん超え五輪女王に (18.02.2026)

深田茉莉、19歳で五輪女王に 憧れの麗楽ちゃんを超える快挙

ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード・スロープスタイル女子決勝が18日に行われ、19歳の深田茉莉(ヤマゼン)が87.83点をマークして金メダルを獲得した。初出場での優勝に、深田は「信じられない気持ち」と驚きを隠せなかった。村瀬心椛(TOKIOインカラミ)も3位に入り、ビッグエアに続く今大会2個目のメダルを手にした。岩渕麗楽(バートン)は8位に終わった。

男子でも銀メダル 日本勢初の男女通じてメダル獲得

先に行われた男子決勝では、長谷川帝勝(TOKIOインカラミ)が82.13点で銀メダルに輝き、この種目では男女通じて日本勢初のメダルを獲得した。木俣椋真(ヤマゼン)は11位に終わり、男子ビッグエアの銀に続くメダル獲得はならなかった。蘇翊鳴(中国)が82.41点で優勝した。

深田は2回目の演技で、通常とは逆のスタンスで背中側に2回転半する「スイッチバック900」を決め、85.70点で暫定首位に立った。3回目には同じルーチンで技の難度を3回転半に上げ、鮮やかに着地。87.83点を出して金メダルを確定させた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

8年前の憧れから五輪女王へ 岐阜のスキー場で見た麗楽ちゃん

深田のスノーボードへの道のりは、2018年平昌五輪での岩渕麗楽の滑りに憧れたことから始まった。当時16歳の岩渕の姿を岐阜県内のスキー場のテレビで見て、「格好いいなあ」と感じた深田は、13歳で本格的にビッグエアとスロープスタイルを開始。中学2年時に岩渕を指導する佐藤康弘コーチに出会い、競技にのめり込んだ。

高校は通信制に進学し、練習施設がある埼玉に移り住んだ。憧れの「麗楽ちゃん」とともに練習を積む日々の中で、高回転技のコツや試合前のメンタルの整え方を吸収し、急成長を遂げた。2022年、15歳でビッグエアのワールドカップで初優勝を果たし、競技を本格的に始めてからわずか3年足らずで世界のトップレベルに到達した。

天性の才能と努力 新たなヒロインの誕生

深田は天性の空中感覚の良さと、高さと飛距離のあるエアを武器にしている。「最高のお手本が身近にいるから頑張れる」と岩渕への感謝を語る。一方、岩渕も「信じられない成長スピードで世界のトップレベルまで来た。私も負けられない」と評価する。

金メダル獲得後、深田は「スノーボードをやってきてよかったと心から思えた」と感慨深げに語った。スノーボード界に新たなヒロインが誕生し、その快挙は多くのファンに感動を与えている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ